もはや恒例となっている、伝説のすた丼の期間限定メニューを食べてみるシリーズ。
今回はその第3回に当たります。
第1回、第2回を下に貼っておきますね。
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そして本題。今回挑戦するメニューは、
すたみなジャンキー唐揚げライス
第1回のときに『ガリタル南蛮すたみな唐揚げライス』というものを食べ、「すた丼の唐揚げ、結構おいしいな」と味を占めたので、安心して注文できます。
すたみなジャンキー唐揚げライスを豪快にいただく。
いつものように席に着き、店員さんに食券を手渡す。
唐揚げは通常のすた丼よりも提供に時間がかかるため、気長に待つことにしよう。
『ガリタル南蛮唐揚げライス』のときは、美味しかったけれど、ソースが多すぎてせっかくのキャベツがほぼ食べられなかった(口直しに使えなかった)のと、衣の加減か唐揚げというよりも竜田揚げの食感だったのが少し残念だった印象。
さて、約2か月半ぶりの唐揚げだが、果たしてその点は改善されているのか。
うず高く積み上げられた唐揚げタワー
『すたみなジャンキー唐揚げライス』到着。
まず特筆すべきは唐揚げの高度だろう。うず高く積み上げられ、インパクトは十分。見た目的にも今回はしっかり唐揚げである。
また、ソースの量も適量である。この店・・・確実に進化しとる・・・。
これは美味しそうだ。わんぱくご飯に胸が高鳴る。このゴツゴツ感、揚げ色がいいね。
唐揚げにかかっているソースは、ホットチリソースとシラチャーソースのブレンドだそうだ。
ホットチリソースはよく聞くが、『シラチャーソース』とは一体どんなソースなのだろう。
調べてみると、シラチャーソースは、唐辛子、にんにく、酢、砂糖等を使ったタイの調味料であるとのこと。
タバスコのマイルド版というところだろうか。
個人的に酢を使った調味料は大好きなので、これは期待できそうだ。
いざ実食
唐揚げの食感
噛みしめるとサクッ、のち、ジュワ。香ばしく心地いい噛み応えと溢れる肉汁が実力を感じさせる。
時間を掛けて揚げればサクサク感は実現できるけれど、肉汁が抜けてパサパサに仕上がってしまいがちだ。
その点、この唐揚げの出来は素晴らしい。前回の竜田揚げ風も嫌いではないが、唐揚げといえばキツネ色で凸凹しているのが目に映える。
ちなみに僕は、サクサクしている唐揚げもしっとりしている唐揚げも好きである。
さらに言えば、熱々の肉汁溢れる唐揚げも好きだし、弁当に入っているような冷え切って湿っている唐揚げも好きである。
揚げ物の類は本来あまり得意ではないのだけれど、唐揚げは特別だ。
特徴的なソース
唐揚げは単体でも十分に美味しいのだが、流石にこの分量(8個)だと途中に飽きが来てしまう。
そこでソースが重要な役割を担うのだ。
前回の『ガリタル南蛮唐揚げライス』ではオーロラソースが使われていたが、言ってみれば油on油であるので、美味しいんだけどくどいという印象が拭えなかった。
そこが一転、ピリ辛のソースが絡むことで最後まで飽きずに食べることができる。
ソースの味としては、生春巻きについてくるスイートチリソースににんにくと酢を加えたという感じか。
唐辛子が強めで、結構辛い。味噌汁を飲むと熱さが1.5倍くらいに感じられる例のアレだ。
唐辛子+にんにく+酢という食欲を刺激する三銃士の活躍でご飯が進む進む。
キャベツ
『ガリタル南蛮唐揚げライス』のときは、オーロラソースが千切りキャベツを侵食して、箸休めとして食べることができなかった。
今回はしっかりといただくことができたが、キャベツを切ってから鮮度を保つために水に浸しており、それが長時間にわたっていたと考えられ水道水臭さがやや感じられた。
相対的に見てキャベツを使うメニューの出の方が少ないので、回転が悪いというのもあるのだろう。
少しソースを絡めて食べればにんにくのパンチに匂いがかき消されるが、何もつけずに食べるには少し辛そうである。
総括
何はともあれ完食。なかなか高クオリティの唐揚げライスであった。
最後まで息をつかせず、無心で食べてしまうくらいの魅力がそこにはあったのだ。
すた丼は唐揚げもいけるぞ。これは二回唐揚げを食べて感じた教訓だ。
シラチャーソースは揚げ物全般だけでなく、サラダにも使えそうだ。一気にエスニック感が出ることだろう。
普通のスーパーでは見かけないので、カルディ辺りを覗いてみようかな。