前回はふたつ目の迷宮である『アストルム王国』のボス・魔法使いペコリーノ及び巨人ペコリーノを討伐しました。
↓前回の記事はこちら。
今回は時系列が前後して、アストルム王国を踏破する前のいわば“武者修行編”になります。
カンパニュラを再散策
時系列的にはアストルム王国でのペコリーノとの戦闘より前になるが、ひとつ前の迷宮であるカンパニュラで積み残したイベントを消化していたので、新たな迷宮に進む前に紹介しておく。
彷徨う男が欲しかったもの
ヨスケの父と名乗る船頭さんから貰った❝鉄のマトック❞を見た男はこれを奪い取ってしまう。
「この穴を掘り抜けないと云々」と言っていたが、この鉄のマトックをどこかから打ち抜くことが彼の目的だったのだろうか。
この穴しかない部屋に入っていった男の姿はない。まさか、穴に落ちた・・・?
うーん、これでよかったのかな。
男の遺品、『精霊のペンダント』と『碇付きロープ』
彼の遺品と思われるものを発見。ありがたく頂戴しておく。
❝精霊のペンダント❞は現時点で破格の性能を誇る装飾品である。
この上昇幅を見ると、今までつけていたアクセサリーが石ころみたいだ。
また、❝碇付きロープ❞は以下の場所で使用する。
船頭さんの近くに錆びついた槍らしきものが地面に刺さっており、ロープを使えばこれを引き抜くことができる。
こちらも破格の性能を誇る武器である。しばらくこれ一本あれば拾った槍の性能を見る必要もないくらいに強い。
ヨスケとトゲの関係
この槍がどうやらドゥミナの言っていた❝トゲ❞らしい。
ドゥミナは湖から去り、ダリオも感謝の品として装飾品を投げよこした後に消えてしまう。
ここで話を整理しておく。
- ドゥミナが苦しまされていた❝トゲ❞とは錆びた槍のことであり、❝ヨスケ❞とは上の階で鉄のマトックを奪い取った男である。
- ヨスケはドゥミナと親しい関係にあり、苦しむドゥミナを救うために❝トゲ❞を探し続けたものの見つからず、生ける屍のような状態で迷宮を彷徨っていた。
- ヨスケは我々の持っていた鉄のマトックを❝トゲ❞だと思い、積年の夢を果たして歓喜したが、落とし穴に落ちて息絶える。
- 結果、我々が❝トゲ❞を引き抜くことになったが、鉄のマトックをくれたヨスケの父と名乗る男は恐らくこうなることを予見していた。
なるほどね。ようやくヨスケとトゲの関連性が分かった。
深読みすれば、ヨスケが残留思念的に生き続けられたのはドゥミナがくれた『精霊のペンダント』の力かもしれない。
束の間の平和
新キャラ登場、パン屋のメイリィとお嬢様ユリエッテ
ドロニア様が欲しがっていた錬金窯の調達の目途がたったので、ご機嫌のルカ。
(ルカさんは安定して可愛いですねぇ)
全く同意だ、レキテーくん。
(最高・・・、最高ですよルカさん・・・。)
レキテー、お前、泣いてるのか・・・?
焼き立てのパンはある種の芸術だ。
土曜日の早朝に焼き立てのパンを買いに行って、優雅にコーヒーをドリップして朝食をとりたいと昔から思っているけれど、朝のまどろみにいつも負けてしまう。
立て続けに新キャラが現れる。いかにもな❝お嬢様❞である。
メイリィとは割と親しいようだが、お嬢様の姿を見るとそそくさと逃げてしまった。これは何か匂うぞ。
ユリエッテ、か・・・。
どこぞのクレイジーサイコレズと似た名前だ。
またそのテのキャラなのか・・・?
成長アレンジ追加と陣形
新キャラたちと戯れた後に魔女嘆願が増えていることに気づく。
成長アレンジの追加
成長アレンジに「♭♭」と「♯♯」が追加される。
♭は各ファセットの苦手を底上げして、得意を下げる成長アレンジだったが、♭♭は更に苦手と得意の差を縮めてバランスよく成長するタイプである。
悪く言えば器用貧乏。このアレンジを選ぶことは恐らくないだろう。
逆に♯が各ファセットの得意を底上げして、苦手を下げる成長アレンジであって、特性を尖らせることに主眼を置いている。
この点が♯♯ではより顕著になっており、脳筋は更に脳筋に、紙装甲は更に紙装甲になるように成長する。
僕は基本的にファセットごとに役割は特化させたいので、力が強いキャラは一撃を重く、硬くあるべきキャラは鉄壁の防御で、テクニカルなアタッカーはより癖を深めていくことが多いだろう。♯♯は重宝しそうだ。
陣形及び陣形効果
人形兵も充実してきたところで、カヴンが特定の隊列を組んだ場合に発動する『陣形』を取得できるようになった。
それぞれの陣形には条件が設定されており、「全てのカヴンを前衛にする」だとか「前衛と後衛を交互に配置する」といったようなパターンがある。
陣形が発動すると陣形効果としてカヴンの攻撃力や防御力が上がったり、オートヒールが発生したりする。
上昇ステータスもバカにならないので、積極的に活用していきたいところ。
新迷宮『メルム』に侵攻
色々と寄り道をしている間に戦力も強化された。
↑こちらも時系列的にはアストルム王国踏破まえである。
ルフラン特有のシステムなのか、前の迷宮をクリアする前に先の迷宮が解放される。
興味本位で歩き回った様子をお届けする。
謎の青年から警告を受ける
メルムは全体的に薄暗く、ジメジメとした印象だ。
登場するモンスターもなんとなく日陰に生息しているようなものが多い。
周囲を散策していると、通路のほとんどが岩で塞がれている。
立ち往生していると謎の青年が現れ、ぶっきらぼうに「これ以上の探索はやめろ」「忠告はこれで最後だ」と言い放つ。
実際これ以上の進行は望めないし、まずはアストルム王国を制圧しなくてはならないので、来た道を戻ることにする。
ロシナと三匹の小鬼
途中で三匹の小鬼を引き連れた女性を発見。
シャ、シャベッタァアアアアア。
小鬼たちには言語能力があり、それぞれ特色があるようだ。
ユティという名前の小鬼は甘えん坊らしい。
絶対右でスカートにしがみついている子だろう。
小鬼のユティが言っていたように、この「ロシナ」という女性はなんらかの調査でメルムを探索しているそうだ。
そして小鬼たちは探索のサポート、と。
彼らも岩に塞がれた通路の前で立ち往生していたらしい。
一旦戻ってドロニア様に指示を仰ごう。
ここで前回の記事につながり、次回は本格的なメルム攻略に入ることとする。
まとめ
人形兵が増えると同時に成長アレンジや陣形効果など、戦局に大きな影響を与える要素が目白押しである。
魔女嘆願を通して徐々にシステムを解除していくのは上手い。
どこまで嘆願するかも自由であるし、縛りプレイにも使える。
アストルム王国辺りからかなり不穏な空気が漂っているが、このダークファンタジーを思いきり楽しみたいと思う。
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