前回の記事では、アストルム王国を攻略した後の積み残しの消化がメインでしたが、ようやく新たな迷宮『メルム』に挑戦していきますよ。
↓前回の記事はこちら。
新機能が着々と解禁されているので、先にその解説からしていきましょう。
意外に財布の紐が固いドロニア様
報告に戻ると、ドロニア様がルカに詰め寄っている。
このドヤ顔である。
ドロニア様が街に来てからずっと欲しがっていた錬金窯を自らの手で発注した地震に満ち溢れている。
契約書も取り交わさず、口約束で大金を支払ったというルカに激怒するドロニア様。
確かにルカの行動は軽率かもしれないが、喜ぶドロニア様の顔を見たかったんじゃないかな。そんな頭ごなしに叱らなくても・・・。
(はい!レキテーは馬車馬の如く稼いできますよ!)
おっ、ワイもワイも!
意外に堅実なドロニア様。リスクヘッジもしっかりしている。
きっと、いいお嫁さんになりますねぇ・・・。
そうこうしていると、細工屋のニムト親方とフリッツが錬金窯を直接馬車小屋に持ってきてくれた。
そして、このドヤ顔である。
よかったねぇ、現物が無事届いてドロニア様の機嫌もよくなったみたいだ。
早速錬金窯を使ってみるドロニア様。
魔法使いのテンプレのような火花と煙の演出。さすがに「ドカーン!」とはいかなかった。
魔力爆縮石。これがあれば迷宮内の岩も破壊できるだろう。
ここで錬金窯を使った新機能の説明が入る。
錬金窯を活用しよう
錬金合成
まずはマナを用いて武器や防具、装飾品の強化をすることができる『錬金合成』。
錬金合成の基本ルールは大きく2つある。
①錬金合成は1回限り
→一度錬金合成した装備を再びベースとすることはできないが、強化素材として使用することはできる。
②ベースとなる装備品に対して、強化素材は8個まで合成することができる
→基本的に強化素材は上限の8個を合成するのが最も高い数値が出るのであり、どんなに弱い強化素材だとしても7個にとどめるよりも8個使った方がいい。
また、ベースとなる装備品のランクが高ければ高いほど最終的に出来上がった錬金合成装備の数値が高くなる。
ベースの武器に8つの防具を強化素材として錬金合成することもできるが、武器+防具のような組み合わせよりも武器+武器といった同系統の組み合わせの方が強い装備が出来上がる。
合成の際には装備品のランクと数値が考慮されるので、「ランクが高いけど数値が低い」「数値は高いけどランクは低い」は共に望ましくない。
上記を踏まえると、強い装備を手に入れるためには「ランク・数値がともに高い装備品をベースに同系統の同じくランク・数値が高い強化素材を8個混ぜ込むこと」が必要である。
大変なやり込み要素ではあるけれど、極めてシンプルな強化システムといえる。
両手持ち武器は性能が高い反面、盾や二刀流が装備できないデメリットもあるから、強化素材として使うのがよさそうだね。
(両手持ち武器で攻撃力が高いものは結構ボロボロ落ちてますもんね。使い道はここかもしれません。)
錬金分解
合成の逆のシステム、『錬金分解』。
錬金合成にはマナを用いるが、装備品を分解してマナを取り出すのが錬金分解である。
錬金分解には『分解液』というアイテムを用いる。店売りのアイテムなので調達は容易だ。
迷宮内で入手できる『アーティファクト』を錬金分解することで、人形制作で使用する『魂の小瓶』を入手することができる。
なお、魂の小瓶にもレアリティが設定されており、これが高いほど能力が高い人形兵に育つ。アーティファクトのレア度が魂の小瓶のレア度に影響する。
メルムでも地上でもボンバーマン
ドロニア様からもらった魔力爆縮石で次々と道を開放していく。
ハドソン製に違いない。
雑に蟹5匹が並べられている。
戦っても別に問題はない強さだが・・・。
先ほどの青年が一瞬で片づける。こいつ・・・できる・・・!
彼の忠告を聞かずにスーパーデンジャラスボムを量産して持ち込んだことが気に入らない様子。
地上に出て来た・・・だと・・・。
この青年は瘴気が満ち溢れた地下迷宮と地上を行き来できる存在らしい。
人間ではないことは確かそうだ。
以前、ドロニア様とルカが暮らす馬車小屋の入り口に過激な内容の警告文が貼り付けられていた。
彼の仕業だったようだ。何のために?
再度の忠告。
ドロニア様はこれを無視して、魔力爆縮石を井戸の中に放り込む。
井戸を破壊する、あれは本気だったのか。
しかし、井戸は無傷。
忠告を聞かずに横暴に振る舞うドロニア様に怒り心頭の青年は、突如ドロニア様の左頬を切りつける。
流れる鮮血。
それでも動じないドロニア様。
ストーリーも回を重ねるに連れて徐々に輪郭がはっきりしてくる。
彼女の義足はあの人形劇の主人公の兄弟と重なるのではないだろうか?
もしそうだとすれば、痛みに安易に屈しないという彼女の言葉の説得力は相当なものだ。
ここで夕刻の三度の鐘が鳴り響く。
穢レ人登場。
しかし穢レ人は無視され、ドロニア様と青年の言い合いは続く。
このままではラチがあかないと判断した青年は強行策としてドロニア様に斬りかかるも、これを守ろうとしたルカの手元の妖路歴程に斬撃を弾かれる。
レキテー、すげーー!!
よろけた青年に“青い石”を投げつけるドロニア様。
青い石には魔力が込められていたようで、青年は本当の姿を現した。
ホー、ホー。
何と彼はフクロウだったのだ。飛び立とうとするフクロウを足で踏みつけ蹴り上げる。
そんなにボコボコにしなくても・・・。命を狙われていたのは確かだけどさ。
ここでようやく存在を認知された穢レ人くん。
序盤では畏怖の対象だったのに、いつの間にか随分とぞんざいな扱いを受けている。
ズタボロにされたフクロウを見て泣き叫ぶルカ。心優しい彼女は何とかしてフクロウを助けたいと抗議する。
苛立ちを募らせながら、フクロウを保護したいなら勝手にしろと言い捨てるドロニア様であった。
まとめ
『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』を始めた当初は、迷宮内の探索が面白すぎて、「ストーリーは興味はあるけど少し冗長かも・・・」と感じていた。
しかし、徐々に新たな要素が解禁され、ストーリーもアウトラインがぼんやりと見えてきたところであるので、こちらも見ものである。
錬金合成は原理的には回数を重ねれば重ねるほどに(合成済みの装備を多重的に混ぜ込めば)際限なく強い装備ができるので、ある程度は弁えて使っていこうと思う。
また、アーティファクトの錬金分解による❝魂の小瓶❞の生成は非常にありがたいところだ。
人形素体は割と手に入る(というか店売りでもある)けれど、魂の小瓶がないから足踏みしていた部分がある。
面白さが加速するゲーム展開に目が離せないところだ。
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