もはや恒例行事になっていますが、すた丼の新メニューを食べてきました。
↓過去の新メニュー挑戦記録はこちら。
その名も『デンジャラス爆濃すたみな丼』。
にんにく味噌で味付けした豚バラ肉に辛子にんにくマヨネーズがこれでもかとかけられています。
画像を見るだけで味の濃さ、脂っこさに胃もたれしそうですが、今回はこの『デンジャラス爆濃すたみな丼』の実食レビューを書いていこうと思います。
デンジャラス爆濃すたみな丼
食らい尽くすという❝覚悟❞が必要
毎回すた丼の新メニューに挑戦するときに考えることは、①体調的に完食が可能であるか、②翌日のにんにく臭問題を考慮する、の2点である。
この2つの要件がともに充足されたとき、初めてすた丼への道が開かれるといってもよい。
今回挑戦する『デンジャラス爆濃すたみな丼』は2019年1月17日(木)が解禁日であり、今回僕が食べに行ったのは17日当日である。
1週間ほど前から「できれば17日に行きたいなぁ」と漠然と考えていたものの、当日の朝の時点では「覚悟が足りない・・・」という状態であった。
今までの唐揚げライスもカルビマウンテンも強敵であったが、『デンジャラス爆濃すたみな丼』は明らかにギットギトなので、脂にパワー負けする恐れがあった。
こんな覚悟では行くべきでない、仕事を終えて帰路につくまではそう考えていた。
帰りの電車に乗って、しばし夢想の時間。文庫本を読みながら、ふと車窓を覗いてみた。
座席に座っている僕「お前、まさか今日いけるんか・・・?」
ガラスに映る僕は言う。
「ああ、どこからでもかかって来いよ、デンジャラス爆濃すたみな丼!」
行こうぜ、可能性の向こう側へ。
こうして解禁初日にすた丼の門を叩いたのだ。
止めど流る辛子にんにくマヨ
早速店に入って食券を買う。時刻19時20分。店の入りは7割といったところだろうか。
店員さんに食券を手渡し、しばし待つことにしよう。
ふと壁に書いてある文字を読む。
「すた丼の並盛のご飯は茶碗3杯分です」
あまり気にしたことがなかったけれど、ご飯だけで400gくらいあるのだろうか。
程なくして『デンジャラス爆濃すたみな丼』到着。
見るからに味が濃そうで、辛子にんにくマヨネーズが丼から溢れんばかりである。
そして強烈なにんにく臭。味噌だれとマヨネーズの両方ににんにくが使われているので当然と言えば当然だが、いつ嗅いでもにんにくの香りは食欲を刺激する。
豚ばらはホエー豚を使っているそうで、普通の豚肉よりも脂身部分が多い。
ホエー豚はチーズの製造過程で出来る「ホエー(乳精)」を一定期間与えられた豚のことである。
乳精には多くの栄養素やミネラルが含有されており、これを食べて育った豚の肉質は柔らかくきめ細やかになるという。
いや、美味しそうなんだけど、これは食べたら胃もたれしそうだ。
実食
食べ始めてまず感じるのがホエー豚のしっとりとした柔らかさ。そして濃厚な味噌だれとの親和性。
とにかく味が濃くて次々と脂が染み出してくるため、ご飯をかき込まずにはいられない。
肉、ご飯、ご飯、肉、ご飯、ご飯、肉、ご飯、ご飯・・・。
小気味よい速度で食べ進めていくが、味の濃い食べ物を食べ続けると飽きが来てしまうのもまた事実。キャベツによるリセット効果も限界がある。
そんなときにたっぷりかかった辛子にんにくマヨで味変する。
このマヨネーズにもにんにくがたっぷり使われており、食べている途中に辛子のツンッなのかにんにくのツンッなのかよくわからなくなってくる。
豚バラ肉とマヨネーズという脂on脂。高カロリーの累乗である。
時々味の濃さにやられそうになりながらも、適宜水やキャベツでリセットしつつ、完食。
最後まで気持ち悪くなったりはしなかったな。ホエー豚の良質な脂だったというのが大きいか。
豚肉と味噌の相性は言うまでもなく、味噌とにんにくの相性もまた周知のものである。
ごちそうさまです。美味しゅうございました。
食後に明かされる衝撃の事実
店を出た後、興味本位で『デンジャラス爆濃すたみな丼』のカロリーを調べてみた。
2,000kcal
え?
2,000kcal
成人男性が一日に接取すべきカロリーが2,000kcal~2,400kcal程度だと言われているが、これ一杯で賄えてしまうではないか。
僕は翌日胃もたれ等することなく元気に朝を迎えることができたが、もし挑戦されるならば覚悟しておいた方がいいだろうと思う。
昨今の健康志向、カロリーオフの流れに逆行するような高カロリー爆弾を堂々と世に放つすた丼の姿勢はむしろ天晴れである。
まとめ
なんとなく定期的にすた丼の新メニューを食べるという企画を始めてみたが、毎回工夫を凝らしたジャンキーな丼や定食に出会うことができて自分でも楽しみにしている部分がある。
いいかい?ワトソンくん。カロリーを摂取する行動が食事なんだ。カロリーに負けるんじゃないよ。