「自分でつくるプレミアムフライデー」シリーズも今回で5回目になります。
もんじゃ焼き・お好み焼き→寿司→薬膳火鍋→アジアンカレーと様々なジャンルの多国籍に渡る料理をチョイスしてきましたが、今回はイタリアンで攻めようと思います。
↓過去のプレミアムフライデーはこちらから。
1月のプレミアムフライデーは錦糸町のマッジョーレで
今回のプレミアムフライデーの舞台になったのは、錦糸町にある『マッジョーレ』。
内観
JR錦糸町駅から徒歩5分ほど。錦糸公園至近のイタリアンのお店である。
店内はこじんまりとしており、まるで童話の世界に飛び込んでしまったかのようだ。
店内はほぼ満席であったが、適度に賑やかであり会話を楽しみながら料理を楽しむにはぴったりの雰囲気である。
とりあえず乾杯
まずはサングリアで乾杯。
赤はお馴染みの赤ワインベースのサングリア。白の方はしょうがの風味の効いたホワイトジンジャーサングリアだ。
前菜
前菜三点盛り。
イカと菜の花の和え物は早い春を感じさせる溌剌とした味わいである。
子供の頃は菜の花独特の苦味や食感があまり得意ではなかったが、大人になってからは大好物になった。
天ぷらやパスタなど油との相性がいい菜の花であるが、個人的にはさっぱりとお浸しや芥子和えでいただくのが毎年この時期の楽しみなのだ。
ちなみに右に見えるのは、蒸した鶏肉にキノコのペーストを載せたものである。
鶏肉はしっとりと柔らかく、キノコペーストは滑らかで野性味溢れる香りが心地いい。
そして鼻を抜けるにんにく風味。トーストに塗っても美味しいだろう。
季節の鮮魚のカルパッチョ
メインに入る前に何かお腹に入れたい。
メインはこってり系で攻める予定なので、引き続きあっさりとしたシンプルな料理をチョイス。
『季節の鮮魚のカルパッチョ』。
マッジョーレのこだわりの一つが築地直送の鮮魚だそうで、提供されたカルパッチョも間違いのない美味しさである。
鮮やかなピンク。贅沢にも厚切りにされた鯛の歯応えが嬉しい。
食感はもっちりしており、噛むほどに白身の上品な甘みが広がる。
白身魚は量が多いと味の淡白さから飽きてしまうことが多いが、これならばいくらでも食べられる気がする。
ボローニャ風ミートソースタリアテッレ
続いてメインの一品目。
『ボローニャ風ミートソースタリアテッレ』。
様々な種類のパスタメニューが並ぶ中で一番のオススメということで注文してみた。
自家製の生パスタにたっぷりかかったミートソース。
もはやミートソースというよりもビーフシチューのようなコクと香りを感じる。
美味しくてぺろっと食べてしまったが、もっとじっくり味わいたかった一品である。
キノコのピザ
そしてメイン二品目。
チーズをふんだんに使った『クアトロフォルマッジ』も捨てがたいが、こちらもオススメのキノコのピザを注文。
イタリアンのお店に行くと、パスタは大体美味しいものの、ピザは微妙というパターンが多い気がするが、ここは違う。
しっとりと焼き上げられたキノコももちろんだが、そもそもチーズ単体の味が抜群である。
とろーっとして口に入れるともきゅもきゅ。チーズの芳醇な香りと適度な塩気。
ふわふわサクサクの生地との相性もよく、こちらもパクパクと食べてしまった。
この店、なかなかやるぞ。
ティラミス
〆にティラミスを食べることにしよう。
月末の金曜日、いわゆるプレミアムフライデー。
別にいつもより早く帰れたりはしないのだけど、1ヶ月お疲れ様という労いの心を持って好きなものを食べたいだけ食べる。
そして、疲れた体に染み渡る甘味。
犯罪的。犯罪的所業である。
2019年一発目のプレミアムフライデーも大成功だ。
ティラミスとホットコーヒーで緩やかに夜が更けていく・・・。
まとめ
予約もせずにふらっと入った店だったが、確かな実力を持つ素敵なお店であった。
次のプレミアムフライデーは冬の寒さも和らぎ、春の足音が聞こえてくる頃だろう。
今度は何を食べようか。今から楽しみである。