鍋焼きうどん食べたい。
こんな寒い日は熱々のうどんをふーふーしながら食べたいものです。
僕は元来『鍋焼きうどん』という料理が大好きで、大げさではなく冬の時期は毎日食べても飽きない自信があります。
今日はそんな「鍋焼きうどん熱」が上がってきましたので、これを鎮めるために調理をしていこうと思います。
鍋焼きうどんを作る
材料(2人前)
- うどん・・・・・2玉
- 鳥もも肉・・・・80g
- 椎茸・・・・・・2枚
- ほうれん草・・・1束(少量)
- ねぎ・・・・・・1本(白い部分)
- 人参・・・・・・輪切り数枚
- 油揚げ・・・・・1/2枚
- 卵・・・・・・・1,2個
- 水・・・・・・・900ml
- 昆布・・・・・・適量(7cm角くらい)
- 煮干・・・・・・適量(6,7本程度)
- 鰹節・・・・・・適量(15gくらい)
- 醤油・・・・・・大さじ3
- みりん・・・・・大さじ2
- 料理酒・・・・・大さじ2
- 塩・・・・・・・ひとつまみ
- 砂糖・・・・・・ひとつまみ
調理開始
①出汁をとる。
※9.水に10.昆布と11.煮干を入れて1時間ほど浸水。
煮干は頭とワタを取り除いておくと苦味やえぐみがなくなります。
時間に余裕があれば一晩寝かすもよし。
中弱火にかけて、沸騰する直前で火を止めて、12.鰹節を投入します。
粗熱を取るまではいかないくらいのタイミングで、十分に鰹節からも出汁が出たことを見計らってからざるで濾す(クッキングペーパー等使うとよし)。
↑しっかりと出汁が取れているのがわかります。
②出汁を鍋に移し、一口大に切った2.鳥もも肉、3.椎茸、6.人参と13.〜17.の調味料を入れて中火にかける。
※この間に4.ほうれん草を茹でてしっかり水分を切っておきます。
あとでまた火にかけるので、茹で具合はサッと(30秒ほど)で大丈夫です。
加えて7.油揚げの油抜きをしておきます。
ねぎを同じ長さに切り揃え、表面に焼き色をつけます。
火が通って中身がとろっとすると美味しいです。
③出汁で煮込んで火の通った食材、下拵えしたものをまとめておく(出来上がりの見栄えを気にしなければ全投入で問題ありません)。
結局料理は「やってもやらなくてもいいこと」を愚直にやり続けることで見た目や味が格段に向上するものなのだと思います。
↑具材を取り出した鍋。旨味が染み出ています。
④うどんを茹で、冷水で締める。
※面倒ならば下茹でせずにつゆに投入するのも有りですが、下茹でした方が心地いい弾力のうどんに仕上がります。
⑤つゆにうどんを入れて煮立たせる(中火→弱火)。
一度締めた麺を火にかける瞬間ってワクワクしますね。
⑥うどんに色がつき始めた頃に③でまとめておいた具をのせてひと煮立ちさせる。
※基本的に素材のほとんどには火が通っているので、温め直すくらいの感覚でOK。
頃合いで生卵を載せ、お好みのタイミングで火を落として完成。
蓋が締まり切らなかったので、ほぼ生卵ですが、本当は表面に薄い膜が張るくらいには火を通したいですね。
実食
鍋のサイズと比較してうどんと具が多いので、もう少し大きめの鍋にすべきだったかもしれません。
熱々を鍋のまま食べてもいいのですが、せっかく具を後乗せにして見栄えにこだわったので、器に移して食べてみます。
最近は七味よりも一味唐辛子派だったのですが、鍋焼きうどんは具材が賑やかなので七味の多彩な味わいや彩りが欲しくなりますね。
まずはつゆを一口。
出汁を丁寧にとったおかげで香り高くまろやかなつゆに仕上がっています。
今回は若干味を濃い目に調整しましたが、鍋焼きうどんに関してはあっさり目よりもしっかりうどんに色がつくくらいにした方が個人的に美味しいと思います。
柔らかく煮えた椎茸は出汁が染み染みで味わい深いです。
ねぎに焼き目をつけたことで香ばしく、中はトロトロに仕上がっています。
刻みねぎをたっぷり入れてフレッシュな風味とともに楽しむのも好きですが、食べ応えのある焼きねぎも特筆すべきものがあります。
こっそり入れておいたイカのかき揚げ。
無くても全く問題はないですが、鍋焼きうどんに天ぷらが入ることで豪華さが格段に増し、適度につゆに油分を与えてくれるのが嬉しいところ。
正直天ぷらを別に用意するのは面倒です。
でも、せっかく鍋焼きうどんを楽しむのならばと思い揚げてみました。
海老天が食べたいと思いながらも海老は結構高いですからね。今回はイカですよ。
スーパーで天ぷらだけ買ってもいいですが、この時期にノーガードの惣菜を買うのも怖いですし。
卵はやっぱり半熟ですね。食べ始めた頃はほぼ生卵でしたが、ここまで立派に育ちました。
まとめ
鍋焼きうどんは美味しい。
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