うたかたラジオ

お代は“ラヴ”で結構です。

過酷な社会人生活を精神的・肉体的に楽に乗り切る方策【飲み会や職場のルールも踏まえて】

今日から新年度ということで、新社会人になられた方もいらっしゃることと思います。

勤務初日、お疲れ様でした。

僕自身が社会人数年目というひよっこの状態なのでアドバイスできることは限られていますし、「そんなこと知っとるわい」と思う部分もあるでしょうが、この数年組織で働いてみて感じたことも踏まえて、新社会人の方へのエールを贈りたいと思います。

なお、僕は仕事をバリバリやりたいタイプではなくて、

「仕事だからしょうがないね」

「生活するためだからね」

と仕事が基本的に嫌いで、今の仕事にやりがいやモチベーションを感じてはいない側の人間なので、それを前提に読んでいただければ幸いです。

つまり、「仕事で上に評価される!」だと「リーダーとして引っ張っていく」だとかではなくて「しっかり仕事はするけれど、自分が精神的・肉体的に消耗しない方法」をお伝えしたいのです。

ブラック企業が多くて何も言えない世の中だもの。自分の身は自分で守らないと。

仕事のリズムを作る

「仕事は慣れ」とよく言われますが、業務内容に慣れることと並行して「仕事をする日常」に慣れることが重要です。

仕事に向かい、帰ってくること自体をルーチン化するということです。

①平日に仕事(通勤時間含む)及び食事や睡眠など必要不可欠な要素を除く一日の自由時間を算出する

平日の時間のほとんどは仕事に費やすことになるため、逆に「どれだけの自由時間があるか」を算出することで金曜日まで乗り切る活力とモチベーションを保つことが大切です。

そして、その自由時間を使って何ができるかをざっくりと割り出しておくことも必要です。

計算

僕は職場が離れているのもあって、一日の自由時間は4時間といったところです。

電車に乗っている時間に音楽を聴いたり読書をしたり、ブログを書いていたりもするので、これも自由時間と考えることもできますが、「やることがなくて(時間がもったいなくて)やっている」部分が大きいので、やはり純粋な自由時間とは違います。

では、4時間をどう使うか。ぼけーっとテレビを観てよし、ネットサーフィンするもよし。ゲームをしてもいいし、ただただごろごろしてもいい。

今日の仕事と明日の仕事をリセットできるリラックスタイムが確保できれば何でもいいんですよ。

↓最近の僕のリラックスタイムです。

www.utakata-radio.com

例えばこの時間が30分しかなければ、「ああ、少しは自分のためになる時間を作らなくては・・・」「英単語でも覚えるか・・・」と変に意識してしまってリラックスできません。クールタイムがどれくらい必要かは個人差があります。

僕の場合は2~3時間は欲しいといったところですね。帰り道にのんびり書店に寄ってみたり、ブログを新規に1本書いておくかというような余裕のある生活の最低ラインはここにあります。

やはり残業や飲み会で帰りが遅くなり、帰宅してご飯食べてお風呂に入って1時間もしたら寝なくてはいけないとなると明日が今日の延長戦になってしまって切り替わらないんですよね。

そのため、確保できる自由時間を算出して、自分の気持ちが切り替えられる最低ラインの時間を見極めておくことが大事です。

②次の日の仕事のパフォーマンスを落とさない睡眠時間は何時間か

①に関連することですが、自由時間は睡眠時間を削ることによっても増やすことができます。

「もっとゲームしたい」「もっとテレビを観ていたい」、睡眠を削ればできることは飛躍的に増えます。

しかしながら、極度のショートスリーパーでもない限り各人が持つ適正睡眠時間を割り込んでしまえば翌日の仕事に差し支えてしまいます。

ナルコレプシー

「眠い~辛い~帰ったら早く寝よう~」。そう考えて日中を注意散漫に過ごし、いざ帰宅してみると目が冴えて「あれ?全然いけるやん!」と適正睡眠時間を誤魔化していくと、その疲労が積み重なって辛くなっていきます。睡眠負債というやつですね。

睡眠時間のデッドラインを決めておいて、極力その時間に眠りにつくようにリズムを整えておく。そして朝は決まった時間に起きる。

これを意識するだけで、仕事を淡々と同じパフォーマンスで遂行することができますし、睡眠時間を整えることで体調管理もしやすくなります。

ちなみに僕は寝つきが極端にいいので、例えば23時半に寝るということならば23時25分にはベッドの中にいればいいことになります。

目を瞑って横になるだけでも体力は回復しますが、あくまで実質的な睡眠時間をとるためにアイドリングも逆算しておくことも必要です。

そして、寝具に拘る。

睡眠時間は人生における重要な要素であるので、「新生活フェアまとめて〇〇〇円!」から一歩脱却して、多少値の張るしっかりとした寝具を選ぶのがいいですね。

↓睡眠に対する並々ならぬ拘りを書いています。

www.utakata-radio.com

あとは快適に眠れる環境づくりです。部屋を真っ暗にして、力を抜く。

寒ければ暖房、暑ければ冷房で補助して、睡眠導入までの流れをスムーズにしていきます。

僕は仕事でパソコンを使うことが多く、目に疲労が蓄積しがちなので、今日の目の疲れを明日に残さないためにもホットアイマスクを使うこともあります。

↓良いものは勧めていくスタイル。

www.utakata-radio.com

③不意にバランスを崩すことを想定して対抗策を講じておく

ルーチン化が必要だとしても、「急な残業」だとか「公共交通機関が人身事故で大幅遅延」だとかで想定通りいかないのも人生の面白いところです。

そういう日に限って「帰ってきたけど食べるもの何もないや・・・」とか「のんびりしたいけど部屋の掃除しなくちゃ・・・」と普段目につかないことに注意が行きがちです。

掃除

テスト前に急に漫画が読みたくなったり身の回りを片付けたくなる、あの現象ですね。

時間がない時のことを見越して自由な時間があるときに準備を周到に行っておく。

これは仕事においても共通することですね。あとで苦労しないように、余裕のあるうちに根回ししておく。

 

職場の人との付き合い方

①飲み会編

これは気になる人が多いと思います。飲み会が好きで好きでたまらない人ならば何もアドバイスすることはなく、楽しんでくださいというお話になりますが、ここでお話しするのは「飲み会が苦手・嫌いな人向け」のアドバイスです。

僕自身、職場の飲み会は大嫌いなんですよ。

先ほども書いた通り、仕事のモチベーションを保ち、疲労を持ち越さないためにも今日の仕事と明日の仕事をプライベートで断絶する必要があるのです。

別に職場の人が嫌いでなくても、なぜわざわざ業務外の時間を割いて、食べたくもない料理を食べて、酔っぱらった人間の聞きたくもない話を聞いて、楽しいふりをしなくてはならないのか。精神的にも肉体的にも疲れるわけです。

飲み会

そのため、僕は突発的に開催される飲み会は基本的に断っています。断る理由は何でもいいですよ。

「今日どうしても受け取らないといけない荷物あるんで~」「友達と飲み会なんで~」等々。

行きたくないものに嫌々行って消耗するのは馬鹿らしいですもん。

「職場外でもコミュニケーションガー!」「腹を割って話すんダー!」というようなことをよく聞きますが、仕事の上でコミュニケーションがとれていればそれで十分じゃないですか。逆に、職務上コミュニケーションを取れなくて、お酒の力を借りて本音で話そうという方が薄っぺらくないですか。

もちろん参加したいと思えるような仲のいい同僚との飲み会や尊敬する先輩が企画する飲み会には積極的に参加したいと思えます。

要は自分の中の線引きなんですよ。「ここからここまでは参加しない、これは参加する」というような明確な基準を作っておいて、無駄に自分を消耗させたり、プライベートを切り売りして受けを狙わないこと。

ちなみに僕は職場全体の忘年会やら暑気払いなどは「お金を払う残業」と割り切って必ず参加しますし、参加した以上は楽しくない素振りは見せないようにしています。

時には我慢なんやで!

②嫌いな人・苦手な人にどう接するか

これに関しては、積極的には絡んでいかないけどあちらからコンタクトされれば嫌な顔はしないというのが僕の方針です。

一見苦手に思える人でも、実際に話してみたらすごく気が合うだとか気さくで面白いということもあるので一概には言えないですが、どうしても価値観や考え方が合わないという人はいるものです。

無理に仲良くする必要はないですよ。結局消耗戦になりますから。

あくまで職場内で関わるだけで、それ以外は無関係な人物だと割り切って、職場にいる間は誠心誠意対応してあげてください。

事務的でもいいから、「あなたとは話したくないんですよ」オーラは極力出さないように、普通の対応をしてあげるのが無駄な争いを生まない秘訣です。

③職場の謎のしきたりに従うかどうか

僕の職場にも暗黙のルールみたいなものがあるんですよ。

職務と関係することであれば従いますが、その線引きが難しい❝マナー❞なのか❝気遣い❞なのか微妙なものがいくつも。

例えば、お土産を買ってくる際には職場の人全員に行きわたる数のものでなければならず、ひとりひとり声がけするまではいかなくても、自分で周知しなければならないというルール。

お土産

僕は簡単なメモを挟み込んで終わりにしていますが、上記のルールを守るとしたら非常に面倒くさいですよ。

周りはみんな大人なんだから、食べたい人が食べたらいいやん、と。なんで買ってきた人が気を遣うんや、と。

もう1つ例を挙げれば、有給休暇を取った次の日に言う「キノウハアリガトウゴザイマシタ」という定型文。

職場には担当というものがあって、その内部で調整して管理職に許可を貰って有休をいただいているわけですよ。その担当内で「ありがとうございました」は僕も言いますが、懺悔巡業のように職場全員に言って回るって言われた方も困るだろうと。

少なくとも僕は後輩に「何もやましいことしてないんだから、わざわざ言わなくてもいいんだよ」と伝えてありますが、これは悪しき風習だと思いますね。

こんな細々したルールはどこでもあるわけで、それを一言言うだけで円滑に人間関係を継続できるようなら従う、というか実践すべきで、それ以外の訳の分からないものには従わなくていいと思います。

 

と、書き出したらなかなかの分量になってしまったので、この辺りで職場の人との付き合い方を総括しておくと、適切な距離感を見定めてするべきこととしなくていいことの線引きを明確にしておくというのが自分を消耗させない防衛策であるということになります。

 

まとめ

改めて書き出してみると、いかに自分が仕事というものに対してモチベーションが高くないことを認識させられますが、恐らくこのようなスタンスの方も少なくないのではないかと思います。

僕のモットーは、職務内容は人一倍で人間関係はそこそこですので、参考になる部分はどれくらいあったかは分からないですが、こういう考え方もあるんだよということで何かしらの助けになればと思っております。

↓疲れた月末に楽しみを設けるのも一つの方法です。

www.utakata-radio.com

www.utakata-radio.com

www.utakata-radio.com