平成から令和にかかるゴールデンウィーク、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
この記事を書いているのは、2019年4月27日(土)。世間的に言えば10連休の初日に当たります。
そして、記事を上げるのは恐らく4月29日(月)のいつもどおり21時だと思います。
せっかくのゴールデンウィークなので、僕もちょっとした旅行に出かけようと思いまして、28日の朝に出発して1泊の後、29日の夕方を目途に帰ってくる計画です。
行きたいところは、どちらも都心から1時間程度の場所にあるところで日帰りも十分に可能ではあるのですが、偶然場所的に近接していたので泊りがけで両方楽しんでやろうじゃないかといった流れです。
具体的には、小江戸・川越での観光+東久留米のスパジアムジャポン(温泉・岩盤浴)ですね。
以下では「何故この場所を選んだのか」という点と「今回の旅のコンセプト」について書いていこうと思います。
何故旅行先に『川越』と『東久留米』を選んだのか
川越編
川越といえば、都心から電車で約1時間の場所にあり気軽に足を延ばせる場所にありながら、城下町の面影を色濃く残すレトロな町というイメージがあると思います。
『時の鐘』、『菓子屋横丁』、『氷川神社』、『喜多院』等々有名な観光スポットとグルメ面で見てみれば名物のさつま芋料理や鰻が売りですよね。
こういった要素も楽しむ予定ではあるのですが、今回の旅の一番の目的は小江戸蔵里(川越市産業観光館 小江戸蔵里 KOEDO KURARI)なのです。
蔵里は明治8年に創業した鏡山酒造の建築物を改修して造られたもので、
- お酒やお菓子、民芸品や軽食の物販を行う「みやげ処」である『明治蔵』
- 地産地消をコンセプトにした和食と酒の「まかない処」である『大正蔵』
- 埼玉県内の35の酒造の日本酒が一堂に会し、飲み比べができる「ききざけ処」の『昭和蔵』
- 有料での施設の貸し出しをしている区(市)民センターの役割を果たす「つどい処」である『展示蔵』
で構成されています。
今はちょうど新元号で盛り上がっている時期ですが、それぞれのエリアにつけられた元号には意味があります。
明治・大正・昭和時代に建てられた酒造を改修しており、国の登録有形文化財に指定されているのです。年を重ねてくると、この時代の連鎖のようなものに感銘を受けるようになりますね。
それにしても、書き出してみるだけで半日は余裕でここで過ごす自信があるくらいの充実度です。
どこをメインで楽しむか。言わずもがな『昭和蔵』ですよ。
500円で館内硬貨を4枚購入し、これを利き酒やつまみと交換できる仕組みになっていて、お猪口1杯がコイン1枚相当、つまみは1枚~3枚相当。レアなお酒は1枚以上のコストがかかるそうですね。
あくまで利き酒なので、べろべろになるまで飲むつもりはないですが、1合くらいをたしなんでほろ酔い気分で館内を回りたいと考えているので、500円×2くらいで十分楽しめるかなと考えています。
ちなみに埼玉は全国日本酒生産量第4位だそうです。酒処だったのか、知らなかった・・・。
35の酒造のラインナップを見てみても、「鏡山」「神亀」「初緑」「文楽」「鬼殺し」くらいしか分からないです。無知でござる。
これを機に埼玉の美味しい日本酒を開拓していきたいですね。
東久留米編
身体がそれほど疲れているというわけではないですが、温泉と岩盤浴に行きたいという欲求が半年くらい前から沸々と沸き上がっていました。
そして行くならば新しくて綺麗なところがいい。だけど新しいところは混んでいる、しかもゴールデンウィークならばなおさらだとジレンマを抱えていましたが、つい先日ちょうどよさそうな場所を見つけました。
東久留米・スパジアムジャポン(https://spajapo.com/)。
略して❝スパジャポ❞というそうです。日曜朝の情報番組みたい。
なんで東久留米なんてマイナーなところにあるんだろ(←失礼)と思ったら、ここのお湯は天然温泉だそうで、しかもオープンが2019年の3月5日。
天然温泉が楽しめるとくれば人がわっさわさ集まりそうなものですが、幸か不幸かちょっと不便な位置にあるので(車かバスの利用推奨)、オープンから2カ月経っていればゴールデンウィークと言えどもとんでもない混雑はないのではないかという見込みです(フラグ)。
そうそう、実は天然温泉よりも岩盤浴の方が興味あるんですよ。
今まで何回か岩盤浴を利用したことがあるのですが、体の芯からじわりじわりと温まり、とめどなく汗は流れて行く。
この汗だらだらが不思議と嫌ではないんですよ。むしろ心地いいくらいです。
大量の汗をかくとどっと疲れるのですが、同時に体の毒素がすっかり抜け切るようで、疲れを超える回復により体がしゃっきりするのが特徴ですね。
火照った体を十分に冷まして、休憩スペースでのんびり寝転がったり漫画を読んだりして、スパ併設の食事処でご飯を食べてから悠々と帰ろうかなと思うわけです。
今回の旅のコンセプト
清貧旅行
せっかくの旅行なのでケチ臭いことは言わないですが、金銭的な縛りを設けつつ存分に楽しむことをテーマにしたいので、
使えるお金は2万円にします。清く、貧しく、美しく。
この2万円には宿泊費や交通費も含めますよ。
一応目算は立ててあって、十分可能なのではないかと考えています。
出発地点は西武新宿線の『西武新宿駅(始発・終点)』と想定しています。
- 西新宿→本川越(急行1時間1分、494円)
- 本川越→鶴ヶ島(宿泊先)(川越市まで徒歩7分、乗車時間6分、165円)
- ビジネスホテル(6,000円)
- 本川越→東久留米(33分、340円)
- 小江戸蔵里・昭和蔵(500円×2)
- スパジアムジャポン利用料(1,500円)※前売り券
- 1日目昼食(1,500円)※大正蔵濃厚
- 1日目夕食(3,000円)※居酒屋想定、予算を上げて鰻もよし
- 2日目朝食(500円)※恐らくコンビニ
- 2日目昼食(1,300円)※スパジアムジャポン濃厚
- 東久留米→西武新宿(50分、401円)
- その他雑費+お土産(残り3,800円)
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計20,000円
なんとなくいけそうな気がしますね。
食べ歩きやお土産に4,000円近く使えるのであれば、そこまでキツキツでもないですしね。
もちろん財布の中に20,000円しか入れていかないわけではなく、予備のお金もカードも持って行きますが、基本はこの20,000円をやりくりして楽しんでいきたいと思います。
いつもの自然体
こんな記事を書いている時点で旅行記をブログのネタにする気満々なのですが、いつもの『刹那的放浪記』のように自然体で面白いものや綺麗なものを取材出来たらと思っております。
そもそも小旅行法案が4月24日(木)の朝の通勤電車の中で可決され、その流れで宿泊場所も取ってしまったのですから。今更ながらネットって便利ですね。
↓参考及び宣伝。
まとめ
そのようなわけで「小江戸・川越&東久留米温泉1泊2日小旅行」の作戦会議をお伝えしました。
果たして予算2万円で旅行を満喫できるのか。どんな素敵な場所・人・食べ物に出会えるのか。
旅行記は後日必ず上げますので、乞うご期待です。