チキン南蛮が食べたい!
そう思っても、なかなか作るのが面倒じゃないですか。
まず、鶏肉を油で揚げるのが面倒。揚げた鶏肉を甘酢だれにくぐらせるのも面倒。トドメにタルタルソースを作るのも面倒。
でも食べたい。
わかります。わかりますよ、その気持ち。
僕も少し前までは“そちら側の人間”でした。でも今は“こちら側の人間”なんですね。
つまり、チキン南蛮が食べたいと思ったときに、面倒なことは極限まで削って自宅でチキン南蛮を作り出すことに成功しました。
具体的には、
①鶏肉を揚げるのが面倒
→揚げません。油も使いません。
②甘酢あんを用意するのが面倒
→酢も醤油も使いません。
③タルタルソースを作るのも面倒
→ここだけちょっとやってみよう
このような感じです。全国1億3,000万人の「チキン南蛮が食べたいけど作るのが面倒な腹ぺこボーイ&ガール」のために秘蔵のレシピを公開しましょう。
タルタルソースを作る
材料(2、3人分)
- ゆで卵・・・・・・・・・2個
- らっきょう・・・・・・・約15粒
- プレーンヨーグルト・・・大さじ1杯
- マヨネーズ・・・・・・・大さじ2杯半
- レモン果汁・・・・・・・適量
- 塩胡椒・・・・・・・・・適量
- 砂糖・・・・・・・・・・小さじ1杯
- ドライパセリ・・・・・・ひとつまみ
タルタルソースといえば、玉ねぎのみじん切りとピクルスですが、らっきょうを使うことで彼らを兼ねることができ非常に簡単です。
玉ねぎを水にさらして、よく水気を切って・・・という作業を省くことができます。
また、プレーンヨーグルトを入れることによってマヨネーズのインパクトが和らぎ、爽やかで食べ疲れないタルタルソースを作ることができます。
調理開始
①ゆで卵とらっきょうを刻んだものにマヨネーズを和える
レシピ通りに作れば、大体ゆで卵とらっきょうの比率が1:1になります。
タルタルソースは具材がゴロゴロ入っているのが感じられ、単体として食べても美味しいものが好きなので混ざり切るのか不安になるくらい入れてしまいますね。
なくてはならないマヨネーズ。
あとは塩胡椒を振って味を調整すれば完成かと思いきや、ここに隠し味を投入します。
②ヨーグルトとレモン果汁を加えてさっくり混ぜ、塩胡椒と砂糖で味を整えて、ドライパセリを振りかける
ヨーグルトを入れることで先述したようにマヨネーズのツンとした風味を和らげ、マイルドで爽やかな味に仕上がります。レモンも同様ですね。
また、チキン部分の味が濃いため、砂糖を少々加えることで味のバランスを考慮します。
フライに添えるタルタルソースであれば砂糖を入れなくても全く問題はありません。
まぜまぜ・・・。
彩りのドライパセリを加えて。
はい、完成。
唐揚げは添えるだけ
唐揚げは冷凍食品を使います。
↑すでに甘酢が絡んでいるので、レンジで温めるだけです。
最近の冷凍食品のクオリティは本当に高いですよね。惣菜系、ご飯もの、麺類、時間がないときの一食に十分なり得ます
こんな感じに盛り付けて、
タルタルソースどばぁ。自作したのはタルタルソースだけなので、作業の片手間に作れますよ。
実食
たっぷりかかったタルタルが食欲をそそります。
ゆで卵は細かく切り過ぎず粗みじんにくらいが存在感があって美味しいです。
2カメ。
はい、3カメ。
クローズアップ。
唐揚げはしっとり柔らかく、甘酢だれでしっかり味付けされています。
普通のタルタルソースだとくどくなってしまいそうですが、ヨーグルトとレモン果汁、砂糖を加えることで爽やかでマイルドなソースに仕上がっています。
レタスと絡めて食べるのもいいですね。
ご飯に乗せる刹那カットももちろんあります。
かなりの量がありましたが、最後まで飽きずに完食。
お手軽に作れる割に十分すぎるほどの満足感です。
まとめ
毎日気合を入れた料理は疲れるから、手抜きできるところは手抜きしたい。人間だもの。
まとめも手抜きでございます。