本日は「とことん身体を労わるデー」にしようと決めていたので、お昼は体に良さそうなものを食べることを決めていました。
↓時系列的には下の記事の続きです。
そして、15時か16時頃を目処に家に帰って、冷房の効いた部屋でお茶の時間をとり、その後昼寝するというプラン。ゆったり起きてからAmazonプライムで映画を観てもいいですね。
ふふ、ふふふふ。フフフフフフフ。
平日休みはなんて素晴らしいのでしょう。
それでは、東久留米駅から1つ隣の駅・清瀬で美味しいレバニラ定食を提供するという『Kei楽』さんにお邪魔してみるとしますよ。
初めての清瀬
清瀬駅と南口ふれあいどーり
清瀬駅南口。ここに来るのは初めてだ。
目的のお店は南口から伸びる商店街の中にある。
ふれあい“どーり”という表記が味を出している。なんとなく沖縄チックに感じるな。
古き良き商店街
古き良き商店街を感じさせる。
さすがにこの時間(13時頃)は暑いのもあって人通りはまばらだ。
今はもうやっていないのかな?町に必ず1つはある教科書問屋を兼任している書店。
小中学校の時はクラス単位でまとめて納品してくれて、それを受け取った記憶があるけど、高校の時は学校最寄りの書店まで受け取りに行ったなぁ。
こういう居酒屋もいいよね。地元の人に愛されて、この商店街の変遷を見守って来たのだろう。
清く正しい精肉店。
日々の慌しい生活ではスーパーで食材をまとめ買いするくらいしかできないけれど、本当は精肉店、青果店、鮮魚店を回って安くて美味しいものを買い集めたい。
サンリオ専門店もあります
サンリオショップ・・・だと・・・。
ものには流行り廃りがあるもので、サンリオ最盛期には引っ切りなしに近所の女の子が店を訪れたのかもしれない。
年季の入った外観だが、サンリオショップの看板を背負って歩き続けて来たのは覚悟の表れと言うほかない。
焼き鳥屋さんもマストだね。古き良き商店街感が溢れ出す。
流行りの甘いものと日本古来の甘いもの
今流行りのタピオカミルクティーのお店も仲間入り。さすがふれあいどーりである。
和菓子の店もあるんだね。品のいいおばあちゃんが「お赤飯あるかしら?」と言いながら入店していくのを見送った。
以前、東海林さだおさんのエッセイで読んだが、普段生活していて赤飯を食べる機会はあまりない。
それでいて、いざ赤飯と対峙して、ひと口食べてみると「結構いいじゃないか」「もっと頻繁に食べたいな」と思うものの、次食べるのはまた忘れた頃だ。
つくづく不思議な食べ物である。
レバニラ専門店『Kei楽』
昭和レトロ感溢れる店内
そんなこんなで商店街をまっすぐ歩いていくと、お目当てのレバニラ専門店『Kei楽』を発見。
時刻は昼のピークを過ぎ13時を回っているにもかかわらず、店内満席。外にも数名待っている。
ジリジリと焼き付ける太陽は恨めしいが、しばしの我慢だ。
10分は待たずに中に通される。
店内はカギ型のカウンターになっており、テーブル席はなし。収容人数は10名ほどだろうか。
それにしても、この星座占いの機械を久しぶりに見た。子供の頃にデパートのレストランにあったのを見たきりか。
店内乱雑だが、それも居心地がいい。Kei楽を訪れた有名人のサインがいっぱいだ。
ランチタイムは『レバニラ定食』と『レバーの唐揚げ定食』のみの提供
メニューは看板のレバーを中心に何種類もあったのだが、ランチタイムはレバニラ定食とレバーの唐揚げ定食の二択だそうだ。
庄内産のレバーか。「国産」だけではなく、「日本の中の◯◯産」は初めて見たな。
僕はレバニラ大好き人間でレバニラを一直線に目指して来たので、もちろん注文はレバニラ定食。
1,290円という価格はレバニラ定食にしてはかなり強気な設定で、下手をすれば一般的な中華料理屋の2倍近くするだろう。
レバニラ定食単体の記事を上げているくらいだからね。
店内が混雑しているのもあるが、料理が出てくるまで少し時間がかかる。
きっと丁寧な仕事が裏で行われているのだろう。レバーって臭み抜きとか大事だしね。
神々しき絶品レバニラ定食
ドーン!
10分ほど待って、レバニラ定食が供される。
何という豪華さ。見るからにプリプリのレバーが美味しそうだ。
中心のニラともやしの爆心地を忘れてはならない。まるでケーキのように丸く成形されている。
いただきまーす。
こ、これは!!
カラッと揚がった衣の食感、レバーの弾力、滋味深い味わいが口いっぱいに広がる。
有り体な言葉で言えば、レバーが苦手で食べられないという人でもきっとレバーが食べられるようになる、そして好きになるかもしれない味。
もともとレバニラ定食が好きだけど、これはダントツで歴代一位ですわ。
抜群に旨いレバーがゴロゴロしていて目に嬉しいけど、ニラともやしも忘れてはならない。
シャキシャキザクザク…瑞々しくて止まらない。
味変もできるよ!
ここで味変用の辛味噌を投入。味変しなくても問題ないけれど、せっかくあるなら多買わせてもらおう。
レバーの濃厚でこっくりとした味わいをキリッと引き締め、これもご飯が進むなぁ。もちろん野菜にも合う。
もっともレバニラ炒め自体は素材の味をしっかり楽しめるようにあっさり目の味付けなので、辛味噌の配分を間違えるとただの辛味噌炒め風になってしまうことに注意が必要だ。
ごちそうさまでした。大変美味しゅうございました。
これはお値段以上の価値あり。流石に毎日はキツいけど、近場にあったら定期的に顔を出すな。
そして、温泉と岩盤浴で消耗した体力を補給することができました。
今日のお休みも終盤に向けて動き出す。
少し興味があって清瀬駅の北口の方を少し歩いてみる。
駅ビルにつながる道があり、途中に休憩用のベンチがいくつも設置されている。
こういう配慮は非常にポイントが高い。
名残惜しい気持ちはあるけれど、今日はこれくらいで帰ることにしよう。
商店街もじっくり回りたいし、また時間を見つけて遊びにこよう。
まとめ
世にも珍しいレバニラ専門店『Kei楽』のレバニラ定食は文句のつけようがない絶品であった。
少し前の記事でタンギョーのことを書いたけれど、美味しいものはしっかりお金をとっていいと思うんだ。
昨今の安くて旨いが当たり前の風潮に迎合せずに、高クオリティのものを相応価格で提供し続けて欲しい。