オオガラスの化身の中でも最強との噂もある『闇の澱』を倒し、儀式を順調に終えていくマズルカとレキテー。
オオガラスの力は強大で、勝てる見込みはほとんどない絶望的な状況だとマズルカは言っていましたが、ひとつひとつ着実に目的地に近づいている今この瞬間。当てもない夢物語でもない気がして来ます。
↓前回の記事はこちらから。
ドロニア型四号に勝つためにかなりレベルを上げて、魂移しを重ねたので、結果としてはかなりの快勝。
しかし、さらなる強敵が突如湧き、絶望に突き落としてくるのがルフランの世界なので、気を抜かず慎重に踏破していきましょうか。
オルニット/ウンブラ
ここを(経験値稼ぎの)キャンプ地とする
次の迷宮はウンブラ。立て続けに全く毛色が違う迷宮が現れるので刺激的だ。
何とも邪悪な見た目の『オオガラスノ戦兵』がうじゃうじゃと出てくる。
オオガラスの欠片がアシキモノで、アシキモノの分身がポルテ。オオガラスノ戦兵はそのどれにもなれなかった残りカスというところだろうか。
おおおおお、これは格好の狩場だ。とりあえずレベルが足りないと思ったら「666の結魂書」とキャリーオーバーを駆使してここでレベル上げすれば万事解決。
物理も通るが、ドナムで一気に殲滅できるところをみてもルフランはつまるところドナムゲーなのだと再認識させられる。
人が人であるために
部屋の中には敵の気配がない。その代わり、マズルカが放った大勢のフルネラの死体と、それに混ざるようにオオガラスの化身の死体を発見する。
今となってはフルネラ型はマズルカの使徒となり、共にオオガラスと戦っているのか。
お疲れ様、フルネラ型・・・。
どうみても人間にしか見えず、自己の判断で行動し、言葉を話す。
人形だとわかっていても彼らが死んで(壊れて)いくのを見るのは辛い。
ドロニア型ことドロニア様のように、過去の記憶こそなくても同一人格が宿った人形と、そうではないフルネラ。
量産されたレプリカの魂でも、それは等しく人形に込められた唯一の魂なのだ。
魂の魔女として、ドロニア様の弟子として思うところがあるのだろう。
魂があり、体が動く。見て、話して、感じて、感情を表すことができる。
人間と人形の本質的な違いって何なのだろう。
せめてもの弔い。ただの人形ではなく、強大な敵・オオガラス討伐に向けて共に戦った仲間の最期を見送らなければ。
ありがとう、フルネラ型。
オルニット/アストルム
ネルドとヌッタマッタの過去
空が開けて明るくなったアストルムへ。
何やら巨大なモンスター?
見た目は完全にボス。そして、フェーヌムに出て来そう。目が無限月読みたいになってますよ。
隠しダンジョンでも新グラフィックのモンスターを多用してくるのは流石である。
予想通り焔撃特攻で、跡形もなく焼き去る。
隠されていた部屋を守護する者はいないようだ。
それはありがたいことだが、なぜだろう。
既に何者かが倒した後だった?巧妙に仕掛けられたトラップ?
ここで語られるネルドとヌッタマッタがこの戦いに参加した経緯。
瘴気に満ちたルフランの地下迷宮に乗り込むことができるのだから、魔力に乏しい現代のテネスの住民とは違うことは過去の様子を見ていればわかる。
“世界樹”と呼ばれるフクロウに似た種族。位は王。
ドロニア様がボコボコにして鳥籠に封印したネルドはフクロウの姿だったな。
ヌッタマッタも別の世界の住人らしい。
かつてオオガラスを滅ぼすためにテネスに辿り着き、瀕死にまで追い込んだけれど息の根を止めるまでは行かず。
魂はマズルカのいる未来の世界に漂っていたが、体はルカとドロニア様がいる世界に残っていたんだっけ。
“こっち”の世界でむざむざオオガラスにやられるくらいならば、過去の世界で幼体オオガラスを叩き、平和なパラレルワールドが見てみたかったんだろうな。
その細い細い糸は繋がった。彼らが残した功績がレキテーを未来の世界に呼び戻したのだから。
たとえ未来が絶望的だろうとも、我々は生きている。現状を打破するために足掻いてみてもいいじゃないか。
まとめ
今回はしばらく続いていたボスラッシュもひと段落して、物語の背景にさまざまな想いを馳せることができた。
もうそろそろ長かった旅も本当の終わりを迎えるのかな。嬉しいような、寂しいような。