うたかたラジオ

お代は“ラヴ”で結構です。

自分でつくるプレミアムフライデー10月号(2019)【???】

11月も半分過ぎ去りましたが、ここでようやく10月分のプレミアムフライデー記事をお届けいたします。

2019年も残すところ1ヶ月半ですよ。最近の当ブログの更新頻度は週1程度で以前ほどは精力的にブログ運営に時間をかけてはいないですが、この間にも抱えきれないほどのネタを集めていたので、時間を見つけて書いていきたいと思います(全部書くと入っていない)。

さて、10月分のプレミアムフライデーは半年に1回ペースで定期的にお邪魔している謎の寿司居酒屋です。

www.utakata-radio.com

www.utakata-radio.com

↑過去の記事はこちらからどうぞ。

勝手知ったるなじみの店

まずはビールで乾杯

f:id:marurinmaru:20191117091705j:image

自分はビールは基本的にアサヒのスーパードライが一番好きだが、キリンの一番搾りも濃厚な甘みが感じられて好きだ。

最近ヱビスビールを飲んだ時も「あれ?ヱビスってこんなにコクがあって美味しかったけ?」と驚いた。

思考停止でスーパードライを選び続けてきたけれど、ビールも奥が深そうなので、今更ながらビールの勉強もしていこうと思う今日この頃だ。

あ、ちなみに写真のグラスは実家にも同じものがあります(不要な情報)。
f:id:marurinmaru:20191117091713j:image

お通しはタコの柔らか煮。

あっさりとした甘めの味付けに辛みを添える山葵がニクイ。

当ブログでも何回か書いていると思うのだが、お通しに手を抜かない店はサービスも料理も間違いないというのはもはや不文律と言って差し支えないだろう。

www.utakata-radio.com

↑がっつり書いとるやん。

僕はお通しに対して「勝手に出してくるな」だとか「対価取るなら相応のものにしろ」とは全く思っていない。

しかしながら、その辺にあるものを適当にペッと出してお通しを名乗るくらいなら最初からしなければいいのにとは考えている。

店側のジャブで「こんな感じの料理ご用意してますよ~」というのが肌に感じられれば、「おっ、これは期待できそうだ」と思うわけで、お金を落としていきたいという感情が湧いてくるのは必然だ。

お金じゃなくて気持ちなんだよね。

 

曲者同士の競演「いぶりがっこチーズ」

f:id:marurinmaru:20191117091709j:image

かなりの空腹状態だが、焦ってバクバク食べるのは勿体ない。

とりあえずサクッと食べられる「いぶりがっこチーズ」を注文。

もはや説明不要な抜群のコンビネーション。クリームチーズは他のチーズと違って癖は少ないが、それでもやはり独特な風味や触感があるため、必ずしも万人受けするとは限らない食材だ。

そこに強烈な癖を持ついぶりがっこを投入するのだから、いぶりがっこチーズを最初に考案した人の発想力には驚きである。

普通だったら癖を隠そうとできるだけ個性のないものをぶつけそうだけども。

 

シンプルな料理に技あり「揚げ出汁豆腐」

f:id:marurinmaru:20191117091702j:image

温かいものが恋しくなってきたので、揚げ出汁豆腐を追加。

豆腐の揚げ具合が絶妙で、匠の技が見える。野菜と生姜がたっぷり入った優しいあんがまろやかにこれを包み込み、後を引く旨さだ。

 

鮪は揚げてもやっぱり旨い「鮪の唐揚げ」

f:id:marurinmaru:20191117091716j:image

食欲を刺激されて、鮪の唐揚げも注文。生姜とにんにくが程よく効いた醤油ベースの味付け。

ほくほくした食感と肉の繊維を感じる食べ応え。鶏肉の唐揚げよりも軽くて何個でも食べられそうだ。

部位は血合いと赤身の中間辺りだろうか。火を通して食べると野性味があって美味しい部分。

 

「にんにく揚げ」で活力を。

f:id:marurinmaru:20191117091724j:image

揚げ物には揚げ物をぶつけろ。昔の偉い人は言いました。

豚バラ肉でにんにくを丸ごと包んで揚げた串。じっくり火を通すことでにんにくのワイルドな刺激は消え、じゃがいものようなほくほく感。

にんにくを大量に摂取すると覚醒したように感じるのはプラシーボ効果なのだろうか。いや、生物的に何かしら作用しているんだろう。

 

美しい銀シャリ「上握り」

f:id:marurinmaru:20191117091721j:image

メインの寿司。相変わらず美しい。

写真ではわかりにくいが、提供されたばかりの寿司のシャリが半透明で、時間が経つにつれて白濁していく。

真っ白な米は未成熟米で、半透明な米を多く含むものがいわゆる❝銀シャリ❞に適しているそうだが、このお店は並々ならぬ拘りがあるのだろう。

僕は元来寿司が好きで、回らない寿司も回る寿司も等しく好きだが、よく考えてみると両者に価格的な差異はそれほどないと気づいてからは回らない寿司屋で食べることが多くなった。

例えば回転寿司で10皿も食べれば、2,000円くらいは行くわけで、普通の寿司屋さんで2,000円の握りなら「並」くらいは十分食べられる金額だ(貫数的には半分くらいになるだろうけど)。

流石に価格差が5倍、10倍になったら考えるが、これくらいの差ならば回らない寿司屋さんを選択した方が賢い気がする。

同じことは他の飲食店にも言えて、微妙なチェーン店で2回食事するくらいなら専門店で1回食べた方がいいと思う。

それでも回転寿司やチェーン店にはそれぞれの入りやすさや気軽さがあるので、僕はそんな空気も好きなのだけれど。

最後は謎の談議に流れてしまったけれど、今回も大変美味しゅうございました。ごちそうさまです。

 

まとめ

老舗の店構えをしているため、最初は入るのに勇気が必要だった隠れ家的寿司居酒屋もすっかり常連になり、常にハイスコアを提供してくれる心強い仲間になった。

「自分でつくるプレミアムフライデー」に登場したお店はどれも素晴らしく再訪を強く予感させ、あるいは実際に何度もリピートしているので、これからも時間をかけてこういうお店と出会ったいきたいと思う。