うたかたラジオ

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発売間近の『あつまれどうぶつの森』のPVを見て思うこと

1年半ほど前にNintendoSwitchで発売予定のどうぶつの森最新作に期待することを記事にしました。

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↑当時は作品のタイトルも決まっていませんでしたが、2020年3月20日を発売予定日に控えた現在はもちろん作品名をはじめとして様々な新要素・仕様がPV等で公開され、多くの人の関心を集めています。

『あつまれどうぶつの森』

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世間では略して❝あつもり❞と呼ばれているらしいですね。

❝あつもり❞といえば、報道ステーションでプロ野球の熱いプレイを流すときの「アツモリ!」「ンアツゥモリィイイイ!」を指すのでしょうが、ラーメン好きの僕は一旦冷水で締めた麺をサッと湯通しする「熱盛り」を想起し、また、全く関係ないところで「あの花」の「ゆきあつ」を連想してしまうところです。

さて、そんなのはどうでもいいとして、今更ながら『あつまれどうぶつの森』のPVを拝見しましたので、これを踏まえた発売直前談話を繰り広げていきたいと思うのですよ。

『あつまれどうぶつの森』のPVを見て


あつまれ どうぶつの森 [Nintendo Direct 2019.9.5]

↑2019年9月5日のニンテンドーダイレクトですね。

5分ちょっとのPVで気になったところは、①DIY要素、③レイアウトに関するUIの向上、③通信プレイ、といったところでしょうか。

一つ一つ見ていきましょう。

あつまれ どうぶつの森 -Switch

あつまれ どうぶつの森 -Switch

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 任天堂
  • 発売日: 2020/03/20
  • メディア: Video Game
 

①DIY要素

舞台が無人島というだけあって、現地調達がメインで、島にあるものを使って家具等を揃えていくシステム。

前作の『とびだせどうぶつの森』では家具のほとんどがイベントでの入手を除けば、入手先はたぬきち商店での購入に限られており、一度購入してしまえばカタログから再注文できるといった仕様です。

確かにカタログシステムは便利で、家具を買い集めていく楽しさはありましたが、当然ながらたくさんの家具を買うためには膨大な資金が必要になるわけで、生活が軌道に乗ってくるまではなかなかそこに手を付けることが難しかったですね。

そして、「見たことない家具が並んだら使わないけどとりあえず買っておこう」という心理が働き、欲しい家具をピンポイントで集めるというよりも手あたり次第ストックしておく方向に進みがちです。

この点、自作がメインであれば材料は有限ですし無駄に作成することも抑止されるでしょうから、ある意味健全でエコな生活ができそうですね。コンプ勢の方にはいばらの道だとは思うんですけど、個人的には素晴らしい要素だと思います。

 

②レイアウトに関するUIの向上

PVの中で島に生えている木を移動させたいときはスコップで掘り起こして埋め直すだけでOKという映像が流れていましたが、あれは地味にありがたいですね。

今までだと木をその場から除外するには切り倒すしかなく、新しく生やしたいならば種を植えておくというごく当たり前な過程を経ていたのですが、これをひと手間で実現できるのはレイアウトの利便性を向上するものといえます。

また、道の端のところを左官屋さんっぽく角を取って丸くしていましたが、道の造り込みをする際には便利そうですよね。

あとは上掲の記事にも書いたように新しく引っ越してくる住民の家の位置をある程度指定することができて、作り込んだレイアウトを保持できるようになっていればより良い島ライフを送れそうです。

さらに細かいところだと、咲いている花に駆け足で踏み込むと散ってしまうのにも救済を与えてほしいところです。衝撃を与えたら散るのは当たり前ですが、広い場所を走りたくなるのが少年心というもので、せめて「10秒間に2回ダメージを与えたら散る」というような花強化策を講じてほしいものです。

 

 ③通信プレイ

本作はNintendoSwitch1台につき1つの島を作成できるということで、島をもう1つ作りたいと思ったらSwitchも2台目が必要ということになります。

その代わりといってはなんですが、本体に登録されている最大8人のユーザーと共有して遊ぶことができ、同じ島の住民ならば最大4人で一緒に遊べるようです。

どうぶつの森は内輪で楽しみたいですし、おすそ分けプレイの充実は望ましい方向への舵取りと言えそうです。

モンハン辺りだと野良プレイも楽しいのですが、どうぶつの森は決まった目的がないことから割とカオスなオンラインになっているので、自分は今回オンラインに繋ぐことはないかなと思っています。

でも「期間限定!オンラインプレイで貰える家具登場!」なんてやりかねないですからね・・・。

 

発売直前に考えること

次回作への要望は上掲の記事に書いたので、そこが実現されたらいいなと思うのが1点。

そして、もう1点。発売まで残り1ヶ月ちょっとというところで期待は高まっていますが、自分と同じように社会人で『あつまれどうぶつの森』をプレイされる方も多いと思うんですよ。

基本的にどうぶつの森で「時間操作」は御法度ですし、コンテンツの寿命を縮める劇薬ですが、住民の活動時間が一般的な日勤の拘束時間とがっつり被ってしまっているので、平日の昼間をほとんど楽しむことができないんですよね。

朝昼の住民との会話を楽しむことも出来ないし、「朝昼限定で登場する虫や魚」を見つけることも出来ない。イベントにも参加することができない。

それは勿体ないよね、ということで多少の時間の操作は避けえないのかなぁと思っています。

例えば実際の時間よりも5時間前倒しでプレイをすれば、仕事を終えて帰宅してひと段落した20時から遊べるぞーとなってもゲーム内では15時でまだまだ住民たちも活動中でしょうし、そういった工夫も必要になってきますよね。

 

まとめ

どうぶつの森はどう転んでも名作になるだろうという安心感があるのでクオリティは全く心配していませんが、さらに進んで過去作の細かな不満点を改善して、何年先も遊ばれるゲームになってほしいと思っています。

発売まで1カ月ちょっと。どんな島を作り上げていこうか妄想しながら過ごしましょう。