うたかたラジオ

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【この記事で100個目】「とりあえず3ヶ月、とりあえず100記事」を終えてみて

ブログ初心者に対する試練

ブログを始めるうえで初心者に設けられるハードルとして、「3ヶ月書き続けること」と「100個の記事を書くこと」というのはよく言われているところです。

 

いわゆる、「とりあえず3ヶ月」「とりあえず100記事」ですね。

 

誰が言い出したか分からないですが、『3ヶ月』『100個』という数字がキリがよくて語感もしっくりくるから浸透している部分もあるとは思います。

しかしながら、僕もはてなブログで「とりあえず3ヶ月、とりあえず100記事」の試練を終えたので、それも踏まえてこれらの指す意味を自分なりに解釈して考察してみようと思います。

 

 

とりあえず3か月

ブログ運営を3ヶ月続けることによって得られる効用は、①ブログを書く体力がつき習慣化されること、②忍耐力がつくこと、のふたつであると考える。

ブログを書く体力がつき習慣化されること

記事を作成するにあたって何文字書くかにもよるが、仕事で普段長文の資料を作成しているだとか日記をある程度の分量で何年も書き続けているというような方を除くと、急に「それなりの読み応えのある文章を作ってみなさい」と言われても、「何について、どの程度の熱意で、どんな密度で書けばいいかわからない」と思う。

テーマによるだろうし、長ければいいものでもないが、Twitterの140文字に毛が生えた程度の文字しか書けないこともある。そういった事態がまま起こりがちだ。普段長文を書かないもの。

少し前のメール全盛の時代では、疑問をできるだけ残さないように情報を盛り込んで伝達していた。

「旅行行かない?」

「いつ?」

「10月の連休とかどう?」

「16日は兄貴の結婚式だったわー」

「じゃあ22、23あたりかなー」

「いいよー」

「場所は決まってるの?」

 

↑こんなやり取りをメールで行うと考えただけで煩わしい。

「10月の22日23日に京都行かない?紅葉の見頃には早いんだけど、××公園ではもう色づき始めたんだってさ。その近くに最近できた懐石料理の店が評判いいみたいだし、そこも行きたいなって。そうそう、△△さんと一緒に行くことになったんだけど、予定空いてたらと思って。」

最低限これくらい情報を盛り込まなければ相手に伝わらない。

しかし、今の時代はLINEで上記のような対面コミュニケーションに準じた言葉のキャッチボールをすることができるため、長文を書く必要がない。

 その中でブログで意見表明したいと考えてブログ運営を始めるも、最初は文章を書くこと自体に体力を使うし、思い通りにならないことも多いだろう。

このような苦悩を抱えながら3ヶ月試行錯誤を繰り返してブログを維持することができれば、意図せずある程度のボリュームを書くことができるようになるし、それが苦痛にならない程度には習慣化されるということだろう。

 

ちなみに僕は2,000字程度の記事を書くように心がけている。

実際自分が読者として毎日読みに行くと想定した場合には少し長すぎる気もするが、このブログのコンセプトが『止まり木』なので、心を落ち着けて世界に浸ってもらえるような、ある程度のボリュームを考えたらこれくらいがしっくりくる。

朝サクッと読むというよりも、帰りの通勤電車だとか家事が一息いたらだとか、食後コーヒーでも飲みながら読んでもらえたらと思う。その割には早朝更新することが多いのだけれど。

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忍耐力がつくこと

「ブログを始めてみる」という決意の裏には何か動機があるはず。「オレの頭の中に描いている面白いことを少しでも多くの人に読んでもらいたい!」とか「ブログってお小遣い稼ぎにも使えるって聞いたから・・・」とか「ブログ仲間を作ってワイワイしたい!」等々、その態様は様々だろう。

その期待とは裏腹に、いざ始めてみたら「思ったより自分の記事を読んでもらえない」「どんなに更新してもアクセス数は増えない」「収益は出たけど雀の涙ほど」「自分の思っていたブログ仲間と違うぞ」と現実とのギャップにぶち当たる。

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そこで「やーめた」と逃げ出さずに歯を食いしばって続けてみる。すると、3ヶ月過ぎたころからなんとなくふわっと成果が出始める。

この「ふわっとする」タイミングが早い人もいれば遅い人もいて、持ち上がり具合も誤差レベルの人もいれば爆発的に伸びていく人もいる。

その見極めをするには時間が必要で、そのアベレージが3か月なのだろう。

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3ヶ月耐えることができた人は、この後壁にぶつかっても試行錯誤によって乗り越えていく。

3ヶ月は、その忍耐強さを涵養するための最低限の期間であると考える。

 

とりあえず100記事

100記事を書くことによって得られるものは、経験値の蓄積とブログの方向性の見定めであろう。

100記事書いていれば、「自分が書きやすい記事はどのようなものか」、「PVが伸びる記事はどんなテーマか」「収益が伸びるにはどうしたらいいか」という問いに対する自分なりの解答を用意することができる。

これは経験則によるものであって、実際自分の手で100個の記事を作成したことでしか得られないものである。

Googleの多種多様なサービスで数値的に見ることもできるが、ここでいう経験は感覚的なものである。

そして、この経験則によって「今後テーマを絞っていくか」とか「現状維持でもいいのか」とか「いっそのこと撤退するか」などの判断、すなわち今後のブログの方向性を見定めることができる。

この頃には記事の投稿スタイル(投稿時間を固定してみたり、週○更新にしてみたり)、記事のボリュームやテーマ選びも板についているだろう。

100個も記事を書いていれば、それをすべて捨ててしまうというのは単純に勿体ないし、寂しいし、愛着のあるものを捨てるのは辛いため、だらだらと続ける方向に進みがちだとは思うが、心機一転新しいブログを立ち上げるだとか他の意見表明の場を探すだとかという意味でも見極めに必要なひとつの指標であると思われる。

 

長々書いたけれど、当ブログの目指すところは、

www.utakata-radio.com

最初の記事でも書いたとおり、無理なく日々の出来事を泡に包んでネットの水面に送り続けることである。ひとりでも多くのそれを必要としている人の元にふわりふわりと流れ着けば、それに越したことはない。