『SIREN』というゲームをご存知ですか?
発売から約15年経つ今も根強いファンに支持されている和製ホラーゲームです。
もちろんこのブログを書いている中の人もSIRENが大好きです。
万人におすすめというわけではないですし、今プレイするにはグラフィック的にも操作性にも難があると思われるので、「とにかくやってて!」とは言いません。
しかしながら、この作品の奥深さや楽しさを理解するためには実際にプレイするほかないと思うので、機会があれば是非という感じですかね。
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2005/11/02
- メディア: Video Game
- 購入: 7人 クリック: 41回
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↑Best版ですらプレミアがついて簡単には手が出せない値段になっています。一年前くらいにたまたまAmazonで見たときは定価で買えたような・・・。これから書くことが影響しているのかもしれません。
時代を超えて愛されるSIREN
『SIREN展』
現在、東京・中野でシリーズ15周年を記念して8月1日から14日までの期間限定で『SIREN展』が開かれているそうだ。
いちファンとして是非とも参加したいところだが、まずこのニュースの表題を見てほしい。
『整理券』
この文字が思わず敬遠してしまった理由だ。会場に入るだけで整理券というのは、少しハードルが高い。
なるほど、ちなみに何時ごろ配布するのだろう。営業時間は12時~20時(土日は11時から)らしいが・・・。
羽生蛇村への道は険しい
【SIREN展】
— 墓場の画廊 (@hakaba_gallery) August 1, 2018
8/2は混雑が予想される為、入場整理券を配布させていただきます。
入場整理券配布は8/2AM8:00~を予定しております。店頭での待機・整列はAM8:00~でお願いいたします。
他の店舗様のご迷惑となるため待機・整列時間以前の列形成なとはご遠慮ください。
↑Twitterでの死の宣告である。8時から・・・だと・・・。
随時配布をしていたらしいが、一日がかりの張りつきになることは必至だろう。
それから数日。
【SIREN展】
— 墓場の画廊 (@hakaba_gallery) August 4, 2018
改めてアナウンスさせていただきます。
8/5(日)『SIREN展』は抽選での整理券配布となります。
場所:墓場の画廊店頭
集合時間:7:30〜8:00※時間厳守
抽選開始:8:00〜
注意事項、詳細は下記よりご確認頂けますようお願いします。https://t.co/Ld6EY9SBsk #SIREN展#墓場の画廊 pic.twitter.com/VjTFEDUxUa
まさかの抽選。羽生田村への道が険しすぎる。
そして、今日のツイート。
<8/8、8/9台風第13号接近に伴う営業時間変更につきまして>
— 墓場の画廊 (@hakaba_gallery) August 7, 2018
ただいま関東地方に大型の台風13号が接近との報道がございます。
最接近が予想される8/8、8/9につきまして営業時間の変更をさせていただきます。
詳しくは墓場の画廊HPをご確認お願いします。https://t.co/Ld6EY9SBsk#SIREN#SIREN展 pic.twitter.com/JZBHliKSaB
なんというストロングスタイル。
朝とはいえ暑い中並んで、抽選で入場の権利を勝ち取って、指定の時間に馳せ参じる。SIRENは好きだけど、そこまで熱意を割くことはできないなぁ。
この状況が緩和されることは考えにくいし、有休取って行って抽選漏れは悲しすぎるので、涙を呑んでスルーを決め込むことにしよう。
続編を望む1人のファンがSIREN愛を語る
最後に少しSIREN愛を語りたいと思う。
このゲームは最初にも書いたように、15年前に発売し、今なお多くのファンに愛されている。
割とPS2初期のゲームなので、グラフィックが荒くてごく軽度の砂嵐状態の画面がより恐怖心を増幅させ、独特の世界観にプレイヤーを没入させる。
操作性も快適とは言えず、モンハン初心者がいわゆる『モンハン持ち』をするくらいに慣れるまで時間がかかる。
とはいえ、羽生田村という狭い空間を精緻に作り込んでおり、この空間から出られないことに対する恐怖は相当なもの。
また、本作品のキーにもなっている、相手の視界をトレースする『視界ジャック』は非常に画期的で前衛的な試みであり、主人公が時系列の中で入れ替わるザッピングシステムも新鮮であった。
難易度は極めて高く、攻略情報を参照しなければストーリーを繋げることすら難しく、一つのエピソードをクリアすることもままならない。
僕は基本的に初見のゲームで攻略情報を見るのは避けているが、SIRENに関してはネタバレを受けるよりも手助けを受けながらでも自分の手で進んでいきたいと思えるような魅力があった。
SIRENは、続編として2、外伝としてNTが出ているが、断然初代が好きだ。
2以降は攻撃手段が豊富になり、プレイヤーが強くなりすぎている感がある。
こちらは抵抗する手段がない或いは限られている状態で未知なる恐怖に対峙する緊迫感を味わえるのは間違いなく初代SIRENだ。
僕はSIRENの続編を待ち続けるファンの一人であるが、このまま続編が出ずに『伝説のゲーム』として心に残り続けるのもひそかに願っている複雑なライオンハートだ。
↓今年の暑い夏にぴったり。