第八迷宮を踏破し、サブクラスも習得。戦力的にかなり充実してきたので、今まで放置していた小迷宮『桜花天空楼』に挑みますよ。
後で書きますが、この迷宮はギミックが複雑で面倒だという理由で後回しにしたのもありますが、一番の原因は一匹の雑魚敵の存在でした。
迷宮散策
久々の再会
美しい桜舞い散る迷宮の入り口付近でロブを発見。どうやら相棒のカリスがまた独断で迷宮の奥深くまで突き進んでしまったらしく、ロブと共に救出に向かうことになる。
彼は戦闘に参加しないものの、NPCとして特殊能力でギルドをサポートしてくれる。彼の能力は、「敵からの奇襲を防ぐ」。
なんて微妙な能力なんだ。クロガネ.jrの二毛作の方がありがたかった。
ボスより要注意のモンスター
迷宮を進んでいると、問題の敵のお出ましだ。ビッグモス 。
ただの花、ただの蝶、ただの猫すら世界樹の迷宮においては脅威になるのだから、この凶暴そうな蛾も注意すべきだろう。
段違いの悪意
しかし、この蛾、段違いに強いのである。少なくともこのレベル帯で出現してはいけない強さなのだ。もしかしたらロブの奇襲防止はこの敵のためにあるのかもしれない。そこまでして蛾を出したかったのか。
そもそもステータスが壊れている。攻撃力は周りのモンスターよりひと回り高いし、HPも1ターンで削りきるには高すぎる。
比較対象として、同じく桜花天空楼に出現する『サンダードレイク』はドラゴンのような明らかに強キャラの見た目をしており、ビッグモス に次ぐ実力を持っている。
↑蛾なんてひと捻りという顔をしている。
ビッグモス
HP960 ATK65 MAT56 DEF52 MDF47
サンダードレイク
HP776 ATK43 MAT49 DEF34 MDF36
あっ・・・。
困惑のリンプン
使用スキルの『困惑のリンプン』は対象が全体の混乱付与なのだが、成功率が高く、予防の号令を張ってもすり抜けてくることもままある。
第八迷宮のボス戦でも感じたことだが、パーティの回復役が行動不能に陥ると総崩れになる危険があるので、危なそうな敵の前では予防の号令をかける必要があるし、いずれ取るであろうサブハイランダーの防衛本能で保険もかけたいところ。
横道に逸れるが
個人的な縛りでもあるが、基本的に回復アイテムは使わないことにしている。数値の回復もそうであるし、蘇生も状態異常の回復もスキルで完結させるように意識しているのだ。
世界樹の迷宮は、武器にしろ防具にしろ作成の際には素材の提供が必要になっており、これは回復アイテムの調達においても同様である。しかしそれが一度に複数取得できるとは限らず、じゃぶじゃぶ使っていてはその度に回収しに行かなくてはならない。
要するに、用意が面倒なので基本的に使いたくないのである。そういった意味でもメディックのような専業ヒーラーがいないのが辛いところだ。
だから戦闘不能が一人出ればアリアドネの糸で脱出するし、HP・TPが減ってきたら躊躇なく離脱する。
切り刻み
そして、『切り刻み』。範囲が全体のランダム多段攻撃は基本当たらないものというのがセオリーだが、体感60%の命中率である。そして一撃のダメージが到達時には即死級。時々ビッグモス 二体で現れたときは絶望である。
盲目耐性が低いので、パーティにこれを得意とするクラスがある場合には危険度が著しく落ちると思われる。
見つけたデス!
危険な迷宮をなんとか進んでいくと、途中でカリスを発見する。
なるほど、わからん。ネイピアちゃんあたりに稽古つけてもらった方がいいのではないだろうか。
・・・。いつものやつ。撤収入りまーす。
ボス戦攻略
アルルーナ!アルルーナちゃんじゃないか!
花が咲き誇る迷宮で、カリスの言葉を聞いたこともあり予測はついていた。第八迷宮でサブクラスを習得し、レベルも以前に切り刻まれてから8は上がっている。いけるいける。
行動パターン
・テンタクルビート(全体ランダム多段攻撃)
・太古の呪粉(全体呪い、盲目、麻痺、石化付与)
・フロストスマイル(貫通攻撃+スタン付与)
・ライトニング(全体攻撃+頭封じ付与)
・ヴァンパイアキス(単体攻撃+自身のHP回復)
考察
植物系のボスということで搦め手を多用してくる。やはり一番怖いのは全体に様々な状態異常を振り撒く『太古の呪粉』だろう。加えてスタンに封じ。全力でこちらの回復役を潰しに来る構成である。やはりパーティの課題は、「急速回復」ということになる。苛酷な状況に陥らないよう、先手先手を打った行動をしていかなければならない。
ちなみに最近ヒーローのnoviceスキルの『心頭滅却』を1振りしてみたが、非常に使い勝手がいい。Lucの低いヒーローにとっては拘束を解きつつ回復までできるという至れり尽くせりのスキルである。何故今まで取らなかったのか疑問である。
『ヴァンパイアキス』は攻撃力が大したことがないし、それに伴って回復量も小さい。こちらにとってはボーナスターンであり、最大火力であろう『テンタクルビート』も十分に耐え切れる。ビッグモス2体よりもよほど楽である。
ハルピュイアのとき同様に火力で押し切ったため、さほど苦戦しなかったように思う。
ちなみに今回は戦闘後のリザルト画面を撮るのを忘れてしまっているが、パーティメンバーは全員レベル55であった。ボスを突破するだけならば50もあれば十分だろう。
↓バックナンバーはこちら。