前の記事でも書きましたが、第十二迷宮のボスがあまりにも凶悪過ぎてレベリングをしてきました。
世界樹の迷宮のボスは一筋縄ではいかないことで有名ですが、ラスボス・裏ボスを除いて歴代最強なのではないかと思います。
パターンを見切ってどうのこうのというよりも、単純にパーティの総合火力を上げて畳み掛ける構成でないとじり貧になってしまうので、その底上げは必須です。
さぁ、リベンジマッチ始まります。
第十二迷宮『極北ノ霊堂』散策
ひと癖もふた癖もあるモンスターたち
ボスにたどり着く道中のモンスターたちが手強いため、スキルの出し惜しみはせずに進んでいく。
アイアンアーマー
恒例のヒーロー推奨モンスター、『アイアンアーマー』。
斬属性耐性があって、かつ、雷属性に弱そうなモンスター。こんなときは、
そうだね、ショックスパークだね。
今までショックスパークみたいな「○○で△△な相手には特攻」というスキルはなかった気がするけど、ピンポイントだけどしっかり活躍の場のあるスキルはこれからも出てきてほしい。
眠れる大獅子
第十二迷宮の一番の危険モンスターは『眠れる大獅子』である。
第十二迷宮ともなれば、とんでもない火力のモンスターもゴロゴロ出てくるわけで。
『眠れる大獅子』は攻撃を受けるまでは眠っているというハンデがあるものの、一度目を覚ますと圧倒的殲滅力を持つスキルで牙を剥く。
眠れる大獅子 HP1865 ATK120 DEF93 MAT69 MDF89
ちなみに冒頭で歴代最強のボスと紹介した迷宮ボスのATKは122であることから、攻撃力は互角程度ということになる。
仕留め損ねて壊滅的な被害を被ったこともある。
迷宮最深部へ
強力なモンスターたちの包囲網を抜けて、迷宮の最深部に到達。
中にはブロートとペルセフォネがいた。
ブロートがヨルムンガンドの復活に燃えているのは、平和ボケした民衆が同種族間あるいは他種族への戦争を起こしている現状が「共通の巨大な敵」の不存在によるものだと考えているからだ。
ひとつの種族ではとても太刀打ちできないような巨大な勢力が存在し、生命が脅かされれば、嫌が応でも民衆は協力し合って勢力を鎮圧しようとする。
まさに❝必要悪❞。論理としては破綻していないが、その戦いに終わりはないのだろう。
しかし、ヨルムンガンドを復活させたとしても、それを倒せる保証などなく、鎮圧のために多くの人命が犠牲になり悲しみを生むだろう。
暴走するブロートはこちらとは分かり合えないと判断し、戦闘へ。
ボス戦攻略
世界樹Ⅳのローゲル戦を思い出す。世界樹では人間キャラとのボス戦がいくつか用意されているが、なかなかに熱い展開が多いので個人的に好きだ。
ノエルちゃんのマントでほぼ隠れてしまっている。
あら可愛い。しかし、繰り出してくる攻撃は凶悪そのもの。油断せずに行こう。
行動パターン
・ブレイブワイド(単体攻撃or攻撃対象に先制すれば全体攻撃+残影出現)
・凍砕斬改(拡散氷属性攻撃+腕、脚縛り+残影出現)
・ガードラッシュ改(全体攻撃+残影出現)
・アクトブレイカー改(単体攻撃+スタン+残影出現)
・忌まわしき波動(全体物理・属性攻撃力低下+盲目)
・心頭滅却改(封じ、状態異常、弱体化解除+回復)
・シャドウバースト(能力が上昇し、出現する残影が2体になる)
・ミラクルエッジ改(全体大ダメージ攻撃)
「カースメーカーじゃなかったんかい!」と突っ込みを入れたくなるほどに清々しいヒーロースキルである。それも上位互換。
考察
先ほど攻撃面で『眠れる大獅子』と比較して、その強さを説明したところだが、しっかりバフ・デバフで体制を整えていれば回復できないほどのダメージを負うことはない。
とはいえ、「凍砕斬改」の縛りや「忌まわしき波動」の能力低下+盲目はいやらしく、早急に回復しておくことが望ましい。
攻撃は腕依存のものがほとんどであるため、腕を縛ってしまえば無力化することができるが、優秀な回復スキル「心頭滅却改」で回復されてしまうため、あまり積極的に狙っていくほどの旨味はない。弱体まで打ち消すのがずるい。
しかし、ブロートに関しては、単体ならばさほど脅威ではない。
そう、単体であるうちはね。
(このパターン、前回もあったような・・・)
ヒーローの専売特許である「残影」。これが非常に厄介である。
ブロートの攻撃は全て残影が出現する追加効果があり(100%?)、一度出現した残影はHPを削り切らない限り永続する。
今までずっとヒーローをパーティに入れてきたが、相手から見たらこんな感じになるのか。確かに脅威だな。
まぁまぁ、落ち着いてほしい。残影が増えたくらいでそんな変わらんでしょ・・・
ふぇえ・・・。どんどん増えるよー。その増え方、夏場のGの如し。
こうなってしまうと、『終わりの森』のボス・ラミア戦で味わったようなじり貧に陥ってしまう。
一定以上ダメージを与えると覚醒し、残影を2体出現させる「シャドウチャージ」と全体大ダメージの「ミラクルエッジ」を使用するようになる。
争いはいっそう熾烈に、過酷になっていく。
こんなん第十二迷宮まできて投げる人続出やん。
こんな状態でどうやって勝ったかというと、それは残影の弱点である「残影出現時に本体が使用したスキルに拘束される」という仕様である。
つまり、あまり脅威ではないスキルで固定した残影は、そのスキルしか打てない置物になるし、その置物が枠いっぱいに増えてしまえば脅威となる残影が出現することはないのだ。
永続する残影を逆に利用してやったのだ。ちなみに固定したスキルは「アクトブレイカー改」。
単体攻撃であるし、先制を許さなければスタン効果のないただの攻撃になるので、固定するのであればこのスキルしかないだろう。
守りを固めた前衛ならば50程度のダメージに抑えることができた。
勝利。討伐時のレベルは80~81。運に助けられた部分も否定できないが、予定より早く倒すことができた。
次なる迷宮に向けて
てっきり最後の迷宮だと思っていた第十二迷宮であるが、まだ続きそうである。未消化のクエストを消化しつつ戦力を強化していくことにしよう。
また、小迷宮を一つ飛ばしていたようなので、そちらも攻略し次第記事にする。前回の小迷宮が久々だと思ったけれど、確かに不自然なほどに間が空いていたから妥当なところなのだろう。ブロート攻略後だからヌルゲーに感じそうだ。
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