スマホの写真フォルダを覗いてみると、記事にしようと思っていたすた丼の期間限定メニューの写真が出て来ました。
味を覚えているうちにレビューしなければ!ということで、急遽すた丼記事を書くことに。
今回食べて来たのはこちらですね。
『辛すた丼』
梅雨が明けると夏が来ます。
暑くなると冷たい麺類にシフトしがちですが、そこをあえて暑いもの・辛いものを食べるのも夏の風物詩といえます。
いつもならば1番大きく写っている『辛すた丼』にするところですが、そういえばすた丼のカレーを食べたことがなかったので欲張りセットの『辛すたカレー』に挑戦しようと思います。
戦場と化した店内
いつものように食券を買って、適当な席に座る。
僕が入店したのはちょうど夕食どきだったが、先客は3名ほどのガラガラの店内であった。
店員さんに食券を渡したその瞬間、8枚ほどの声の大きな団体が入店。続いて2人組、1人客、2人組、3人組・・・。
ものの数分で店内満席、外で何人か待っている状況。
なんていいタイミングで来たんだ。
ガラガラの状態から一気にオーダーが立て込んだので、キッチンの熱気が高まる。
鍋を叩く音、炊飯器から上る蒸気、にんにくを炒める強烈な匂い。
僕は割とキッチンに近い位置のカウンターに座っていたが、にんにくの匂いでむせ返るほどであった。
『辛すたカレー』実食
程なくして『辛すたカレー』到着。
カレーもすた丼と同じ容器に入って出てくるのか。これはでかいぞ。
ちなみに右下の白いのは温泉玉子だ。
温泉玉子をカレーにダイブさせて、豪快に食べ始める。
カレーは、うん、普通だ。
特段スパイスの風味も強くないし、辛さもやや辛い程度で食べやすい。具がゴロゴロ入っているわけでもないし、要するに普通なのだ。
しかし!相掛けされている辛く味付けされたジューシーな豚肉と一緒に食べてみると、この普通のカレーが豚肉の邪魔をせず、逆に味を引き立てている。
豚肉は確かに辛味を感じるが、脂の甘みもあって噛みしめるほどに甘い。厚み十分で食べ応えもあり、単品での完成度も高い。
もう少し辛い方がいいという意見もありそうだが、カレーと一緒に食べるのであればちょうどいい塩梅ではないだろうか。
普通のカレーだからこそ食べやすいし、食べ疲れない。
まぁ、世の中には美味しいカレー屋さんはたくさんあるので、すた丼屋にカレー単品を注文しにくるのは物好きだと思うし、僕はしないだろう。
さて、温玉もいい仕事をしている。濃厚なカレーと豚肉をマイルドに包み込み、口の中をリセットしてくれる。
青ネギのアクセントもなかなかのもの。カレーにネギって合うんだなぁ。
完食。お腹いっぱい。
今まで何回も期間限定メニューを食べているが、「史上最大級!」だとか「鬼盛り!」のような謳い文句のものでも食後にはもう少しだけ余裕があった。
しかしながら今回は満腹。どこかの黄色い人が「カレーは飲み物」と言っていたけれど、確かにカレーは喉をスムーズに通り食べやすい反面、満腹に気付きにくいのかもしれない。
カレーだから肉増しにしてもいけるかぁ?と思いながらも実行しなかったのは正解である。
まとめ
これからの暑い時期を迎える前にカレーと肉でガツンと体力を蓄えてはいかがだろうか。
おそらく僕は期間中にもう一度食べに行くと思うが、注文するならやっぱり辛すたカレーかな。
すた丼記事も溜まってきたので、そろそろまとめ記事を作ってもいいかもしれない。