うたかたラジオ

お代は“ラヴ”で結構です。

『天穂のサクナヒメ』プレイ日記二粒目 はじめての稲作

天穂のサクナヒメプレイ日記の第二回になります。

【前回のあらすじ】

www.utakata-radio.com

偉大なる武神と豊穣神の間に生まれ、何不自由なく惰眠を貪る毎日を送っていたサクナヒメ。

完全なる自業自得で人間を神界に踏み入らせてしまうばかりか主神カムヒツキ様への供物である米をはじめとした作物を焼失させてしまう。

これを重く見たカムヒツキ様はサクナに敵対勢力である鬼の調査を命ずる。調査が完了するまでは神界追放。

まともに働いたことがないサクナは無事調査を終え、新界に戻ってこられるのでしょうか。

働いたら、そこで試合終了だよ。

VS.アシグモ

まずはイカれたメンバーのご紹介

f:id:marurinmaru:20201123073257j:plain

人間たちと共に鬼の住む島に流されたサクナ。ここで彼らの紹介を簡単にしておくことにしましょう。

まずは青い衣装を纏った大男、「田右衛門(たうえもん)」。圧倒的体格と腰の刀、こいつはきっと頼りになる男に違いない(フラグ)。

そして画面左から順々に「ゆい」。年齢の割に落ち着いており、言葉遣いや物腰柔らかな女の子。

隣は「きんた」。見るからに野生児というか気の強そうな性格の男の子。

田右衛門は飛ばして、その隣の金太郎ファッションの男の子は「かいまる」。完全に二足歩行をしていますが、発する言葉はあーあーうーうーと幼児そのもの。

一番右が「ミルテ」。明らかに日本人ではなく、話す言葉も片言。元気でポジティブな性格。

最初は家族かと思いましたが、そんなこともないようです。なぜこの5人が一緒に行動しているのでしょうか。

 

手探りに手探りを重ねる

f:id:marurinmaru:20201123073321j:plain

ここで難易度選択。戦闘と稲作、それぞれ標準と簡単がありますが、とりあえず「標準」で行きましょう。

f:id:marurinmaru:20201123073349j:plain

まずはこの洞窟から出なくては。

f:id:marurinmaru:20201123073412j:plain

ここでメニュー画面が開けるように。

パラメーターの一番上の『格』はレベル的な概念なのかな。『命』はHP、『満腹度』の概念もありますね。

『力』は攻撃力でしょうが、『技』や『体力』は何の数値に影響していくのでしょうか。

そして『神気』という新概念。ダメージ補正率とかに関わってくるのかな。『運気』はわかりやすい。最後の『食力』は満腹に影響を与えそう。

追々知っていくことにしよう。

f:id:marurinmaru:20201123073445j:plain

お、こいつが鬼か。兎型の鬼。巷では鬼が流行っているようなので、この子もきっと人気者でしょう。

左に「根菜を入手」とありますが、道中の光る茂みを攻撃するとアイテムドロップする模様。

 

血の気の多い兄さんは嫌いだ

f:id:marurinmaru:20201123073509j:plain

奥に進むとイタチっぽい『アシグモ』と名乗るキャラクターが待ち構えていました。

許せサスケ、また今度だ・・・。

ボスっぽいよねぇ。

f:id:marurinmaru:20201123073529j:plain

うん、戦うよね。画面下のゲージがボスの体力を表しています。視覚的に分かりやすくて、このシステム好きです。

道中の敵とは明らかに違う挙動と攻撃力に苦戦しながら相手の体力を削っていくと、急に地震が起きアシグモがどこかに逃げてしまいます。

f:id:marurinmaru:20201123073552j:plain

フッ、命拾いしたな(吐血)。

 

衣食住の確立

両親が遺した宝物

f:id:marurinmaru:20201123073611j:plain

アシグモを追いかけ勝負の続きを、と思ったけれど、タマ爺はアシグモと知り合いだったようで争いを仲裁。無益な争い、ヨクナイ。

f:id:marurinmaru:20201123073633j:plain

彼はサクナの父であるタケリビと共闘して鬼を打ち倒した英雄だったんだね。

アシグモはサクヤの両親が住んでいたこの家を守っているようで、ここを我々の拠点として使わせてくれるとのこと。

 

君は本当にダメな奴だな

f:id:marurinmaru:20201123073658j:plain

寝床は何とかなったが、食べ物がない。家の前に田んぼがあるけれど、当然種籾なんて・・・持ってるんだ。

田右衛門やるやん。やっぱり頼りになるやん。

彼は元々侍だったが、優しく穏やかで争いに向かない性格のため山賊に身を落としていた。山賊も向かないと思うけど・・・。ドラクエ8のヤンガスかな?

そして山賊になってからも畑仕事に興味を持っていて、種籾も常備していると。ま、細かいことはいいんだよ。

f:id:marurinmaru:20201123073722j:plain

サクヤは武神と豊穣神の子。米を作って食べると強くなる、そんな資質を生まれ持っているようです。

米は力だ。

よーし、稲作のベテラン田右衛門と協力してたくさん米を収穫して強くなるぞー。

f:id:marurinmaru:20201123073803j:plain

でくのぼう「ごめんね、種籾を水に流しちゃった・・・」

 

・・・

 

・・・

 

磯野、田植えしようぜ。お前、苗な!

 

侍は向いてない、山賊も真っ当にできない、興味のある畑仕事だって実戦経験はなくて人がやってるのを見てただけ。何たる半端者。侍でも山賊でも農家でもないお前は一体何なんだと。

語気を荒げるサクヤときんた。

f:id:marurinmaru:20201123073824j:plain

それを見ていたミルテが割って入る。

ニンゲン、ダレデモ、ミスハシマース。確かに田右衛門は極端に不器用なだけで悪気があったわけじゃないし、彼が種籾を持っていなかったらそもそも稲作をすることは土台無理だったわけで。

悪かった。何とか他の方法を考えよう。

f:id:marurinmaru:20201123073856j:plain

おお、ミルテは料理上手なんだ。稲なんか作らなくてもその辺の山菜とか稗とか粟でも美味しいもの作れれば飢えを凌げるからね。

あなたが人間界の女神か。

f:id:marurinmaru:20201123073920j:plain

何だこの夕食は。焦げ焦げじゃないか。

まともな大人はいないのか。

 

はじめての稲作

田植えの挙動に苦戦する

f:id:marurinmaru:20201123073941j:plain

大半の種籾を流してしまった田右衛門ですが、ひと握りはなんとか守り切ったようで、頼りなさはこの上ないものの田植えに挑戦してみることになりました。

f:id:marurinmaru:20201123074007j:plain

田右衛門は不器用の塊だし、他に残されたのは田植えの重労働に耐えられないであろう女子供である。ここはサクナ様がやるしかないですぞ。

まぁサクナの指摘はごもっともだと思うけどね。

f:id:marurinmaru:20201123074023j:plain

渋々田植えをするサクナ。なんだかんだで優しいんだから。

f:id:marurinmaru:20201123074043j:plain

うわ、操作難しい。進行方向とコントローラーが反転しているし、まっすぐ歩くのもひと苦労。

それでもなんとか50本の苗を植えることに成功。

f:id:marurinmaru:20201123074102j:plain

評価は「やや疎植」。苗と苗の間が若干空きすぎだけど、悪くはないといった感じなのかな?

この手探り感、堪らなく好きですよ。

 

美味しいお米を作るには地道な作業が必要

f:id:marurinmaru:20201123074130j:plain

50しか植えていないので、田んぼの4分の1程度しか埋まっていない。まぁ言われてみれば間隔が空き過ぎに思えるし、直線状に並んでないから不格好だね。

f:id:marurinmaru:20201123074152j:plain

苗が健全に成長できるように雑草をこまめに引き抜くことが大事だそうだ。

f:id:marurinmaru:20201123074209j:plain

植えた苗を調べると六角形のパラメーターが現れた。

量・味・硬・粘・美・香。

これは綺麗で大きな六角形を目指せばいいのだろうか。硬くて粘りがあるって両立するの?

まずは味と量を意識していけばいいのかな。

 

豊かな食事。豊かな心。

f:id:marurinmaru:20201123074234j:plain

こちらはポンコツ料理人のミルテ。

彼女の話を聞くに、和の素材を彼女の故郷の味に調理するのは無理があったらしく、これから努力してこの土地の食材に合った調理法を模索するとのこと。

なるほど。ポンコツなんて言って申し訳なかった。

f:id:marurinmaru:20201123074258j:plain

食材は拾ったり敵を倒して入手していくが、最序盤に食材が潤沢なわけがなく、ミルテが作れる料理も限られてくる。

f:id:marurinmaru:20201123074318j:plain

とりあえず最初の食事くらいは豪華にしてあげたいという親心。

麦飯、土筆汁、雀肉の炙り焼き、団子、水。全てのカテゴリから1種類ずつ。バランスのとれた食事だ。

なお、汁×5だとか水×2のような組み合わせも可能。

f:id:marurinmaru:20201123074416j:plain

おお、バランスよい食事を取ったらトロフィーを獲得しましたよ。

f:id:marurinmaru:20201123074440j:plain

それにしても料理が美味しそう。湯気がゆらゆら。楽しそうな団欒と食器と箸がぶつかる音。貧しくてもこうして食卓を囲めば心とお腹は満たされる。

もっと豪華な料理を食べさせてあげたいなという思いが沸々と湧き上がってきます。

本当の幸せって身近にあると思うのですよ。

 

まとめ

遂に始まった自給自足生活。最初はカツカツになってしまうのは仕方ないながらも、常に動いていなと食料が底を突いてしまいそうなギリギリの状況ですよ。

頼りないながらも憎めない仲間に囲まれて暮らしているサクナヒメは労働から何を学んでいくのだろう。彼女の成長に注目です。

www.utakata-radio.com

↑前回の記事はこちらから。