今年のゴールデンウィークは川越まで1泊2日の小旅行に出かけたのですが、その2日目の行程として東久留米に3月にオープンしたばかりのスパジアムジャポンを組み込んでおりました。
↓その時の様子はこちらの記事から。
オープンしたてなので設備は非常に綺麗、施設の面積も広大で、温泉や岩盤浴をはじめとして漫画スペースやごろ寝できる空間、食事処など必要なものはほぼすべて揃っています。
そして、料金もリーズナブルということで100点満点をあげたいところですが、上の記事でも触れている通り施設側の人的問題と利用者側のマナーの問題で気になるところがあったので、総合評価としては「85点」というところでしょうか。
とはいえ、ゴールデンウィークは混雑の影響でマイナス15点をつけざるを得ない部分があったのかもしれないので、改めて平日の人が少ないスパジアムジャポンを訪問し多ときに感じたことを書いていきます。
平日旅情浪漫
旅のお供は文庫本
前回と同じように西武新宿線と西武池袋線を乗り継いでスパジアムジャポンのある東久留米駅に向かう。
本日の旅のお供は池波正太郎さんの『江戸前 通の歳時記』。
目的地には10時頃に着きたいと考えており、電車に乗っている時刻は朝の通勤ラッシュが落ち着いた時間帯だ。
みんな座席にゆったり座れる状態で、自分は有給休暇を取って温泉施設に向かっている。手元には面白い本、今回はなんとなく音楽は聞かないことにしたので、耳に入るのは電車の走行音と車掌さんのアナウンス。
非常に心穏やかだ。
そういえば、西武新宿線の座席が個別のシートになっていたな。これなら肩をいからせて座る人や膝を大きく広げる人が隣でも悠々座れる。他の路線でも拡大していってほしいな。
夏の足音
9時40分頃東久留米駅に到着。この日は久々に天候に恵まれて、気温は30℃を超えていた。
前回もそうだったが、スパジアムジャポンへはバスを利用して行こうと思う。距離としては歩いていけないものでもないし、道も簡単だが、それでも20~30分はかかってしまうだろうし、こんな暑い中歩いていくのもただの罰ゲームなので、素直にバス停に向かった。
ちょうどすぐに発車するバスに乗れたので、非常にスムーズだ。
前の座席がピンボケしているこの写真は結構自信作である。
スパジアムジャポン(2回目)
平日午前の優雅さ
バスに揺られること5、6分。終着がスパジアムジャポン最寄りになる。
2か月ぶりだねぇ。
まずはここに靴を仕舞って、この鍵が入場に必須になるわけだ。
受付を済ますと、ちょうど10時頃。
めっちゃ空いてるやん。スパジアムジャポンは9時開店なので、現時点ではまだまだ利用者は少ない。
以前来たときは人でごった返していたのでまともに立ち止まって写真を撮ることができなかったが、今回はゆったり回れそうだ。
ホテルのロビーみたいだ。
そうそう、前回はもう利用している方がいたため写真を撮らなかったが、館内の至る所にリラックススペースが用意されている。
こんな隠れ家的な場所もある。子供は好きだろうなぁ。
温泉→岩盤浴→温泉の流れ
ひとしきり温泉を満喫する
さて、まずは露天風呂を楽しむことにする。
スパジアムジャポンには内風呂、露天風呂共に多様な温泉が用意されているが、前回は人が多くて利用できないものもあった。
今回は入り放題だ。1人用の露天風呂だってバブルバスだってシルク風呂だって入りまくれるぞ。
と、ひとしきり回って体を温めたら、お目当の岩盤浴へ。
岩盤浴は満点、でも利用者のマナーが・・・
汗ダラッダラになるまでじっくりゆっくり瞑想の時間。
ここで1つ苦言を呈したいことがある。岩盤浴自体は素晴らしいのだが、利用者のマナーには閉口してしまった。
以前来たときは共用のベンチ部やリラックススペースに自分の荷物を置いて陣取り、他の人が利用できないというマナーの悪さが見られたが、今回はまさかの岩盤浴の部屋内での場所取り。
岩盤浴の部屋は利用者1人分のスペースが仕切りを隔てて用意されているが、同時にそれが定員となる。
部屋に入ったとき妙な違和感を感じたのが、利用者が入館時に渡される岩盤浴用の敷きタオルをその個別スペースに放置して何処かに行ってしまっているのだ。
それも1つ2つではなく、定員の半数近くのスペースがそのような状態。
放置した人間は自分のタオルを置いたスペースさえ覚えていれば、実質的にそこは専用スペースとなり、他の人は使えない。
人の汗が染み込んだタオルの上に乗りたくはないし、無理に取り払って口論になったりしても嫌だからね。
なんという治外法権。前回は人が多くて居心地の悪さを感じたが、平日は平日でとんでもない身勝手なマナーがまかり通っているようだ。
冷却リセットして岩盤浴2回目
と、文句は言ったが、岩盤浴は素晴らしい。
汗を大量にかいて火照りきった体を冷却スペースで冷ます。天にも昇る心地良さ。
ほとぼりが冷めたら、今度はさらに高温の部屋でもうひと汗かく。
もちろんしっかりと水分補給した上だ。
身体中の悪いものが全て流れていく感覚。普段の生活で不摂生はしていないつもりだし、健康診断の結果もすこぶるいいけれど、凝り固まった疲れがきっとあるはずなんだ。
〆は温泉、また来ます
最後にもう一度温泉に入り、汗を流す。
最高に気持ちよかった。また近いうちに来るだろう。
天候快晴。気温はぐんぐん上がっていく。時刻は12時半頃。
漫画スペースでゆっくりしてもよかったが、実はもう1つしたいことがあるので、メインの温泉と岩盤浴だけ楽しみ、フードコートにも寄らなかったのだ。
またまたちょうどよくバスが来ていた。
次の目的地はお隣駅の清瀬。ここに絶品グルメがあるそうだ。
まとめ
前回同様、ダメ人間育成施設として申し分ないほどの施設の充実具合は特筆すべきものがあり、平日の優雅さもあったことから再訪を強く誓った。
しかしながら、利用者のマナーには思わず閉口してしまうほどで、利用者各自の心がけに加えて、慢性的スタッフ不足によるアナウンスの幅も大きく影響しているものと思われる。
総合評価としては、「ハードはいいが、ソフトに問題あり」といったところだろうか。
↓スパに行きたくなる記事はこちらから。