うたかたラジオ

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自分でつくるプレミアムフライデー12月号【飯田橋・Yamituki(ヤミツキ)カリー】【冬限定・牡蠣とほうれん草の焼チーズカリー】

世間的にはすっかり忘れ去られてしまった月末のイベント、プレミアムフライデー。

当ブログではそんなプレミアムフライデーを救済すべく、月の最終金曜日に普段とは違った贅沢、食べたいものに挑戦する企画を実施中です。

↓過去の実施実績はこちらから。

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今回食べたのは贅沢でもなく珍しくもない、みんな大好きカレーライス。

とはいえ、紹介するお店のカレーは少し独特なので、その点を重点的に書いていこうと思います。

 

寒風吹き荒ぶ中、飯田橋のYamitukiカリーへ

「アジアカレー」とは?そして冬はこのメニュー一択

Yamitukiカリーは今まで何度か訪れたことがある。

そのとき注文するのは、大体『大地の恵みの野菜カリー』と『合挽肉と完熟トマトの焼きチーズカリー』の二択である。

ヤミツキカリー 大地の恵みの野菜カリー
ヤミツキカリー 合挽肉と完熟トマトの焼きチーズカリー

(Yamitukiカリー ヤミツキカリー 飯田橋店

ちなみにこのお店のカレーは「アジアカレー」を謳っており、インドカレーとは違うし、タイカレーに似ているが少し違う。

ジャパナイズされたカレーでもない。

スパイスとハーブが効いたココナッツ風味のルゥにパクチーが載っているのがタイやベトナムを彷彿とさせる。

しかし食べてみると、タイカレーではない。やはりYamitukiカリーのカレーは「アジアカレー」と表現するのが妥当であるように思える。

不思議なカレー。名前の通りヤミツキになるカレーである。

このYamitukiカリーは季節限定のメニューというものを出しており、冬限定のメニューとして恒例化しているのが『牡蠣とほうれん草の焼チーズカリー』である。

牡蠣とほうれん草の焼チーズカリー

これが本当に美味しくて、冬の間に何回食べに来れるかを毎年計算しながら過ごしているほどだ。冬はこれ一択。

もちろん今回のお目当ては『牡蠣とほうれん草の焼チーズカレー』。

 

プレミアムフライデーなので・・・

横長のお店の壁にはメニューが飾られている。いろいろ試してみたい気持ちはあるが、先ほど書いたように食べるメニューは大体いつもきまっている。

値段はどれも700円後半から900円ほど。ライス込みなので、リーズナブルである。昼にはサラダが付いたり、ラッシーをワンコインでつけられたりとお得なセットもある。

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本来カレーにお酒は合わせないところだが、せっかくのプレミアムフライデーだ。

ビールも注文することにしよう。
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今週もお疲れ様。乾杯。

今回のプラミアムフライデーは12月28日。仕事納めもこの日であった。

仕事納めの一杯は特に旨い。

ハートランドビール。癖はないけれど、コクがあってキレもある。爽やかな飲み口だ。

販売元は中野区中野となっているが、系列店のYamiYamiカリーがあるのも中野だ。

都内にある他の全ての店舗はYamitukiカリーなのに、中野にあるのはYamiYamiカリーだ。

どういう意味合いが込められているのだろうか。
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そうこうしているうちにサラダが届く。オニオンソースはしっかり食感と風味が残り、時々フライドオニオンと思われるサクサクが楽しめる。

 

カレー登場。パクチーの世界にようこそ。

ライス到着。

これは普通盛りだが、注文した『牡蠣とほうれん草の焼チーズカレー』は非常にコクがあるカレーなので、ライス大盛りでもいいくらいだ(+120円)。

ルーの大盛り(180円)ができるのも嬉しいところ。ライス大盛りはできてもルー多めはなかなかないものだ。

少し前の記事で東海林さだおさんの本を紹介する際に、「自分の行きつけのカレー屋ではカレージル(←さだお氏独自の表現)大盛りができる」と書いていたが、それはYamitukiカリーのことだ。

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待ちに待ったカレーの到着である。上に載っているパクチーが目に眩しい。

いつもよりパクチーの量が多い気がするが、大歓迎である。トッピングでパクチー大盛りもある。

パクチーが苦手という方も多いと思うが、ここのカレーはパクチーを美味しく食べるためにカスタマイズされているため、だまされたと思って一度食べてみてほしい。新しい世界が開けるはずだ。
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癖のあるルー、癖のあるパクチー、癖のある牡蠣。パッと見で学級崩壊が起きそうな感じだが、そのようなことはない。

この癖のある三人衆をチーズのまろやかさと焦げ目の香ばしさが包み込む。ああ絶品。

牡蠣の火の通り具合もちょうどいい。火を通さない牡蠣は怖いが、火の通り過ぎた牡蠣も身が縮んで固くなり美味しくない。その点、絶妙な火の通り具合で提供されるこのカレーは安心である。

このお店には自分で取ることのできる福神漬けとらっきょうが用意されている。

箸休めにもいいが、そもそもこの漬物自体が美味しいのでご飯が進む。ご飯が足りなくなるカレーというのも珍しいものだ。

 

まとめ

今回は、「食べたいものを食べる」という趣旨でサクッと馴染みの店で食事をするプレミアムフライデーとなった。

いつ食べても『牡蠣とほうれん草の焼チーズカレー』は安定して美味しい。

この冬、あと何回食べに行くことができるだろうか。

都内に何店舗かあるので、お近くの方はぜひ冬のうちに牡蠣カレーを試してみてはいかがだろうか。