うたかたラジオ

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三鷹の住宅街に佇む隠れ家的居酒屋『誠一郎本舗』でワンコイン餃子定食を味わう

当ブログで何度か記事に登場している三鷹のデカ盛り寿司を出す『わかさ鮨』というお店があるのですが、そこに向かう途中に気になる店があるんですね。

↓わかさ鮨の記事はこちらから。

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5月某日、何となく身体を休めたいなぁと思い有休を取ったはいいものの、特に予定はなし。

天候快晴、昼はそこそこ暑くなるということで、洗濯物を干してからはのんびり本でも読もうかと考えていました。

そんな気だるい平日のお休みに思い出したのが、その気になるお店だったのです。

暇人は征く

いつものY字路を右に

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わざわざ平日の昼に三鷹の駅前を離れてご飯を食べに行くとは、何たる暇人。

三鷹駅南口を出て、下連雀方面に進むいつもの道。このY字路を右手に進む。左手には回転寿司の銚子丸が見える。
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ここからしばらく直進。ゆっくり歩いて6、7分くらいだろうか。

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いつもの公園。新緑の時期もいいものだ。

小さめの商店街に出て、突き当たりを右へ。その次の角を左へ。その後はずっと直進だ。
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この道をさらに突き当たるまで進んだ先には『わかさ鮨』があるのだが、気になるお店はその途中にある。

 

『誠一郎本舗』

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開店が11時半というのはリサーチ済みなので、11時40分を狙ってきた。

この看板を見ればわかるが、定食屋さんである。
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『誠一郎本舗』

夜は居酒屋をやっているお店で、ランチタイムには餃子や唐揚げを中心にした定食メニューを提供しているそうだ。

お店に入る。先客はおじさん1人。不便な立地ながら人気のあるお店で、多少待つことも覚悟していたので肩透かしである。

店主は少し強面の大将。深夜食堂的な雰囲気を感じる。

 

看板メニューの餃子定食を注文

さて、メニューを見てみよう。
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やっす。

事前の調べによると、やはり餃子定食と唐揚げ定食がおすすめだそうだ。

せっかく平日に来れたのだから、日替わり定食を選ぶのも乙だが、最初はスタンダードに看板メニューでいこう。

夜は夜で他のメニュー表があるのかもしれないが、目に入るものだけで判断すると、夜は純粋な居酒屋というよりも「お酒が飲める定食屋」に近いのかもしれない。

昼のメニューと夜のメニューで共通部分が多いからこそ、ここまでコストを抑えられるのだろう(昼は定食メニューが−100円になる)。

店内には唐揚げを揚げる音。そっちもいいんだよなぁ。しかしここは、

「餃子定食、ご飯大盛りでお願いします」

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10分ほど待っただろうか。旅館の朝食のような膳が提供された。

メインの餃子は6個。皮はもちもちしており、表面はパリッとした焼き目が付いている。

焼いている最中、にんにくの食欲を誘う香りがしており、実際噛み締めてみるとゴロッとしたにんにくが顔を出す。

それでいて匂いが残らずさっぱりとした味わいだ。

野菜と肉の分量のバランスが良く、お手本のような餃子である。

生野菜の小皿が2つとサラダ。ワンコインでこの充実度。

特徴的なのが右上のおでんである。ほんのおまけ程度に置かれているが、非常にクオリティが高い。

しっかり味がしみているのだけれど、煮崩れをしておらず目にも美しい。丁寧に仕込み、丁寧に煮込んだことがわかる。

わかめの味噌汁の安定した美味しさとたっぷりのご飯。

ご飯は1合以上あるであろうボリュームだ。米自体も美味しいが、おかずが足りなくなること必至なので、追加注文をするか(単品メニューあり)普通盛りで我慢したほうがいいかもしれない。

一見強面のご主人だが、仕事は懇切丁寧で腰も低くいらっしゃる。お値段以上の人気の秘訣がありそうだ。

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まだまだ午後は始まったばかりなので周辺を散策しようかと思ったが、かなり暑くなってきた。

餃子定食だけを食べに来て、すぐに帰る。そんな日があってもいいじゃないか。

 

まとめ

ご主人1人で調理から会計までを全て行なっているので、今回のような空き具合でなければ料理の提供も遅くなるのかもしれない。

短い昼休みを使ってチャチャチャっと食べるというよりも、少しゆとりを持って体に良い定食をしみじみ味わいに来るという使い方がいいだろう。

居酒屋の方にも来てみたいな。